2011年1月21日金曜日

シャンパーニュ地方

シャンパーニュはワイン法で産地、栽培使用品種、造り方などとても
細かい規定があり、その規定に従い生まれたワイン。
原料ブドウは、栽培面積の大きい順に
黒ブドウのPinot Noir/ピノ・ノワ
黒ブドウのPinot Meunier/ピノ・ムニエ
白ブドウのChardonnay/シャルドネ
この3品種が主要で全体の約98%程を占める。
オレンジ色のエリア、Vallee de la Marne/ヴァレ・ド・ラ・マルヌは
粘土質の土壌でピノ・ムニエに向いている。
青色のエリア、Montagne de Reims/モンターニュ・ド・ランスは
石灰質に泥灰土が混じる土壌でピノ・ノワに向いている。
同じく青色のエリア、Cote des Blancs/コート・デ・ブランは白い丘
の名称の通り、白い石灰質土壌でシャルドネに向いている。
ピンク色のエリア、Cote des Bar/コート・デ・バールは泥灰土の
土壌でピノ・ノワに向いている。
その為、どこのエリアに区画を所有しているかで、自ずと品種が
決まり、出来あがるワインのスタイルもほぼ決まる事となる。
シャンパーニュといっても、多様。白ブドウだけで造るBlanc de
Blancs/ブラン・ド・ブラン、黒ブドウから造る白のシャンパーニュ
Blanc de Noirs/ブラン・ド・ノワ、ピノ・ノワの使用比率の高い
シャンパーニュ、シャルドネの使用比率の高いシャンパーニュ、
赤みの強いロゼ・シャンパーニュ、オレンジがかったロゼなど。
料理や飲む状況に合わせて多様なシャンパーニュの中から
ベストの選択をしたい。
当店ではシャンパーニュ・アカデミー上級クラス卒業生が
お客様のご要望に応じてシャンパーニュ選びをお手伝いして
います。