2010年12月15日水曜日

アジア最重要地区

ワイン情報を入手する際に役立つ書物。
世界のワインの中の中国のページは日本のページよりも
多い。

中国のワイン生産量は推定ながら、世界第5位。
そして、ワインの消費量は確定で世界第1位。
今日のYOMIURI ON LINEで中国ワイン情報2件。
2008年Chateau Mouton Rothschildのラヴェルは中国人
芸術家によるもの。これにより、ワインの取引価格が上昇
し続けているとの事。
もう1件はBaron Phillipe de Rothschild社の中国の輸入元
が変更になった事。これにより、より強力な輸入体制が整い
広く流通させられるとの事。
欧米ではワインの消費量が減少し続け、期待していた日本
の消費量も伸びず、輸入量は微減傾向が止まらず。あとは
巨大マーケットでしかも未開拓層のヴォリュームが多い中国
をターゲットにするしかなくなったワイン業界。香港のワイン
マーケットは既に飽和状態との指摘があるが、北京、上海
などは未開拓の様子。どの国のワインがマーケットを支配
するのか?
今やビジネスの中心は中国。世界の生産工場から、世界
最大の消費マーケットに変貌しつつある。2004年に中国
に行ったが、今ではその頃の面影もないかもしれない。
時代は移り変わる。