2010年12月13日月曜日

中国

この本でも取り上げられているが、中国のワイン消費量は国別
で第1位の様だ。人口が多いから、当然と言えば当然か。が、
人口の多いインドがワイン消費量の上位に来ていないのだから
人口が多いだけで結論できる話ではなさそう。
ワインの生産量でも、正確な統計に実態が反映されていない為、
公にはなっていないが、中国はすでに世界5位以内入っていると
言われている。
少し前の話だけれど、中国のワイン、甘粛産のメルロ、カベルネ・
ゲルニッシュから造られた赤ワイン2種類を飲んだ。メルロは真に
メルロらしく、丸みがある酒質で、皮革、動物を思わせる複雑さが
あった。Cabernet Gernischtはカベルネ・フランを思わせる香味
があり、先祖が同系とも言われている。なかなか興味深いワイン
だった。
隣国でありながら、その実態が良く判らず、どちらかと言えば、
気に障る国だ。しかし、真実に接する機会があれば、親しめる国
かもしれない。
本によれば、良く言えば「思慮深い」、悪く言えば「優柔不断」、
それが日本人。良く言えば「情にあつい」、悪く言えば「おせっかい」
それが韓国人。良く言えば「キッパリ型」、悪く言えば「遠慮がない」
それが中国人。の様だ。