2010年12月11日土曜日

群馬のワイン

群馬県にもワイナリーがある。果実酒酒造免許は5事業所に交付
しているそうだ。当店では、塚田農園@中之条と奥利根ワイナリー
@昭和村のワインを取り扱っている。

奥利根ワイナリーは日本では珍しい形態、ブドウ栽培から醸造、
販売を一貫して行う造り手。フランスのブルゴーニュではドメーヌ
と呼ばれている。日本では農業の法規制でこの形態が普及して
こなかった。
ワイナリーの周りに、Chardonnay/シャルドネMerlot/メルロ
Cabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンPinot Noir/ピノ
・ノワZinfandel/ジンファンデルを植えている。シャルドネは
安定して栽培、収穫が出来ている様だが、黒ブドウは気候の
影響でヴィンテージ・ヴァリエーションが激しい様子。自然が相手
だけに、やっかいな問題だ。
I'm Nobu Hill Chardonnay/アイム・ノブヒル・シャルドネ
フランスのピュリニー村のワインを思わせる逸品

塚田農園はブレンドのセンスが抜群。写真のAKAGI/アカギ、
特に赤は驚愕の品質をしている。収穫年の入らないワイン
なので、仕入れる度にテイスティングする。果実味の豊かな
時、熟成感のある時など多少の酒質の違いがあるが、常に
安心して販売出来る。しかも低価格。更に、国産ブドウから
醸造された国産ワイン100%なのだ。
これは当たり前の様で当たり前でない。通常、この価格帯
のワインは輸入ブドウ、輸入ブドウ果汁で造ったワインや
輸入ワインを瓶詰めしている。だから、低価格の国産ワイン
が出来る。人件費や物価の高い日本で全て賄ったら、高額
になるか、低品質にならざるを得ない。
Tsukada Nouen Akagi Rouge/塚田農園・アカギ・赤
日本最高峰の1000円前半のワイン
昨日、再入荷済みで在庫豊富に有ります。