2010年12月3日金曜日

昨夜の宴




昨夜は、第157回ワインと料理のマリアージュを楽しむ会。
2種類の白ワインと3種類の赤ワインをブラインドテイスティングした。
白ワインは、アルザスのリースリングとゲヴュルツトラミネル。
赤ワインは、ニューヨークのメルロとピノ・ノワ、そしてブルゴーニュの
ピノ・ノワ。

残念なことに、リースリングはコルク臭だった。コルク臭とは、天然の
コルクに付着していて、除去しきれなかった菌がワインにいたずらを
し、不快な香りや味わいの違和感をもたらす現象の事。濡れた雑巾
を思わせる臭いがする場合が典型的。
その為、コルク臭の回避を目指し、天然のコルクに代わり、コルク
チップを合成したコルク、プラスチックコルク、スクリューキャップ、
ガラスコルク(ヴィノロック)などが普及してきている。

昨夜のワインで特に印象深かったのは、ニューヨークのピノ・ノワ。
このワインは、ニューヨークワインの生みの親とも言われている
コンスタンティン・フランク博士が設立したヴィニフェラ・ワイン・
セラーズのもの。ハドソン川を遡る鮭にちなみ、Salmon Runの
ブランドでワインを市場に送り出している。

ブルゴーニュ以外は、本日より販売致します。


*Wunsch et Mann 2009 Alsace Riesling ¥1,680
 ヴンシュ・エ・マン アルザス・リースリング
 <軽く、まろやかな、やや辛口>
*Wunsch et Mann 2009 Alsace Gewurztraminer ¥2,100
 ヴンシュ・エ・マン アルザス・ゲヴュルツトラミネル
 <軽く、爽やかな、やや辛口>

*Salmon Run 2007 New York Pinot Noir ¥3,150
 サーモン・ラン ニュー・ヨーク・ピノ・ノワ
 <まろやかなミディアムボディー>
*La Ferme Martin 2004 Long Island Merlot ¥3,150
 ラ・フェルム・マルタン ロング・アイランド・メルロ
 <まろやかなミディアムボディー>