2026年10月8日木曜日

穏やかな深みに酔いしれて下さい。

そこは荘厳な空気に包まれていました。静寂さが心を落ち着け、
感覚が研ぎ澄まされる様でした。ハンガリー最古の修道院での
事です。
海外に行った時、そこでの目的はワイナリー訪問か、トレード
ショウ参加、サッカー観戦ですから観光はしませんのでガイド
ブックに載っている様な場所とは無縁です。
では、なぜハンガリー最古の修道院にいたのか。そこを訪れる
事が目的でハンガリー行きを決めたからです。最古の修道院で
ありながら最新の設備もあるワイン醸造所があり、驚愕の品質
のワインを造り出している事を知り、それを見学しなくてはと
考えたからです。
北西部に位置する中世より重要な役割を果たしているジェール
/Györからレンタカーで南下すると20分程で丘の上に修道院が
見えて来ます。丘の麓にはブドウ畑が拓かれ、小さな街と共存
しています。




ワイナリー見学の前に修道院醸造所の歴史博物館を見学する様、
指示がありましたので行ってみました。この修道院での醸造の
歴史はミレニアム超。醸造設備が石造りから木製となり、更に
木樽とステンレス・スティール製のタンクを併用し、最先端の
技術も駆使したワイン造りへと移り変わります。1時間程かけ
一通り見聞し、予習終了です。
街を通り抜け、丘を登り、修道院醸造所に到着です。修道院の
醸造所ですが、修道院の建物とは別にあり、向かう道も別です。
しかしながら同じ丘で修道院と隣接する醸造所は神聖な静けさ
に包まれ、訪れた事のある無数のワイナリーとは明らかに違う
雰囲気です。それはドイツのクロスター・エバーバッハにある
醸造所でしか感じた事がなく、それ以来、2度目の事でした。
そして神が宿る聖なる地で誕生するワインは別格の深みを備え、
身体を清めてくれるかの様に隅々まで染み渡って行きます。心
を落ち着かせる美しさ、品位があります。ワインを味わい浄化
された自分がそこにいる。その時、確かに感じました。是非、
あなたの五感でそれを実感してみて下さい。



*Tricollis 2024 Vörös / トリコリシュ、ヴェレシュ
飲み頃温度:15~18度。
<落ち着いた味わい深さのあるミディアムボディー>
3,***円
お勧めの相棒:梶木鮪の煮付け。



優れたワインとはどんなワインでしょうか。香りが良い、味が
良いと言った次元とは異なります。何も突出していない。何も
不足していない。シルクの様にしなやかで、香味の優雅な主張
が口中を満たし、喉を通った液体が身体の隅々まで緩やかに、
滑らかに広がって行く。そんなワインだと思っています。今日、
紹介のワインには真にそれがあります。感じてみて下さい。




WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日と15日
支払方法:現金 or PayPay
    
*釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
     10,000円札での支払いはご遠慮下さい。

入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
       
*店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
        先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって4年目になりました
。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。健康で長く商いが
できる様、ご協力下さい。