もう15年か。15年も経てば、変わるか。悪くなったと言う
事ではありません。スタイルが変わったと言っているのです。
今のスタイル、それでも尚、素晴らしいです。荒々しさや過度
の強さ、えぐみが一切なく、落ち着いた深みがあり、穏やかで
柔和な余韻が口中を満たします。流石、ロマテ/Romateです。
世界最高峰の白ワインの一つであり、スペインの国民酒と認識
されているVino do Jerez/ヴィノ・ド・ヘレス。(スペイン語圏
ではVをブと発音するのでVinoはビノですが、敢えてヴィノと
表記します。多くの言語でVはヴですので。)日本も含めて普通
Sherry/シェリーと呼ばれているワインです。
このシェリーを造るトップの生産者がロマテ。既に取り扱いの
あった別のシェリーの生産者を訪問する為、シェリーの生産地
に滞在した際にホテルのスタッフに薦められてアポなしでした
が訪れたのがロマテとの付き合いの始まりでした。
アポなしでしたから初めは断られたのですが、スペイン語での
会話は、流暢とは言えませんが、当時から問題なくできました
ので交渉の結果、ワイナリー内の見学と主要商品の試飲の機会
を得て、1時間程過ごし、シェリーの真髄を実感しました。
帰り際にロマテのスタッフから日本に輸出している事を知り、
帰国後に輸入元に連絡し、店での取り扱いを始めたのが冒頭で
言及した15年前です。パンデミックで商いが滞り、暫く取り
扱いを止めてしまっていましたが、本当に久しぶりです。店に
ロマテのシェリーがやって来ました。これから徐々に取り扱い
商品を増やし、多くの方にロマテの凄さを実感してもらおうと
考えています。
店に届いたシェリーは最もポピュラーなタイプのFino/フィノ。
木樽内での熟成期間が他に比べ短く、食前酒として、あるいは
食前に軽い料理と一緒に、更に白ワインに合わせ楽しめる様な
料理と一緒に食中に味わうシェリーです。
造り手によっては色合いが淡く、フレッシュさを感じる酒質の
フィノもあり、15年前に出会ったロマテのフィノはその様な
感じでした。今の熟成感ある酒質とは少々、スタイルが異なり
ました。
それは品質の優劣ではありません。輸送中の熱劣化などに起因
する品質の低下なら大問題ですし、それならばテイスティング
でハッキリ判ります。以前と現在のスタイルの差はあくまでも
造り手の意図に起因していますから何ら問題はありません。
ゴールドからアンバーの色調は木樽内での熟成で緩やかに熟成
した事に因ります。それは香りにいくつかの特徴をもたらし、
アーモンド以上クルミ以下のナッティーさ、加熱した食用油の
ニュアンス、焼目の香ばしさを感じます。
炒り豆などの乾きもの。春巻き、炒麺やかき揚げ。鶏肉の串焼。
この様なものを食した時に口中に広がるフレーヴァーと言えば
イメージし易いでしょう。
色々なペアリングでこのフィノと料理の共演を感じてみました。
乾きもの、焼目、加熱油とフィノのマリアージュ。紹介します
ので是非、楽しんでみて下さい。
*Marismeno Fino / マリスメーニョ、フィノ
飲み頃温度:11~14度。
<穏やかな味わい深さのある辛口>
3,***円
このフィノのフレーヴァーを考慮した最高の楽しみ方は以下の
通りです。是非、お試し下さい。
・ポリッピーしお味とナッティーなフレーヴァーの共演
↓
・串焼と香ばしいフレーヴァーの共演
試したのは銀座惣菜店@イオン太田モールの串焼
このフィノに合わせ楽しむのにお勧めは(1から6の順に)
1.ひな肉串(塩)
2.とり皮串(塩)
3.ぼんじり串(塩)
4.軟骨つくね串(塩)
5.なんこつ串(塩)
6.さえずり串(塩)
↓
・上海炒麺(餡はなし)とオイリーなフレーヴァーの共演
命じますので、ご留意下さい。
WINE HOUSE
定休日:毎月7日と15日
*釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
10,000円札での支払いはご遠慮下さい。
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
*店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって4年目になりました。時間の経過は早いです。
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。健康で長く商いが
できる様、ご協力下さい。




