2026年3月23日月曜日

タレなしでもOKですが、あった方が...。

ワインを味わう時、多くの場合、何かを食べつつ、ワインを
それに(それらに)調和させ、そこに生まれるハーモニーも
同時に楽しむのではないでしょうか。
ワインと料理の合わせ方。難しいなと思っている人がいると
思いますが、極めてシンプルな基本的なルールを会得しさえ
すれば深く考える事なくワインと料理のマリアージュを完成
させる事ができます。
最も基本となるルールはワインと料理を似たもの同士にする
事です。ワインを味わった時に感じるフレーヴァー、料理を
味わった時に感じるフレーヴァーを同系にするのです。それ
さえすればこれはひどいなと言う状況になる事は絶対にあり
ません。
ワインにレモンのフレーヴァーを感じるなら、料理にもその
香味がある。ワインにスパイシーさを感じるなら、料理にも
同類のスパイシーさがある。ワインに血合いっぽさや鉄分を
感じるなら、料理にもその様な複雑さがある。
この様な感じで両者に共通の要素が存在する様にする。これ
がワインと料理のマリアージュを創造する為の基本ですから
そんなに難しい事ではないですよね。




今日、紹介するワインはロゼ。Zinfandel/ジンファンデルと
言う果皮が深い紫色をしたブドウで造りました。多くの場合
このブドウで造るのは赤ワインですが、果皮の色素を果汁に
あまり移さずに発酵させればロゼも造れます。勿論、果皮を
果汁に浸漬せず発酵させれば白ワインも。
ジンファンデルで造る赤ワインの一般的な特徴は、フルーツ
フレーヴァーがリッチで、スパイシーなアクセントがあり、
濃くてまろやか、豊潤な深みがある。これは赤ワインを造る
為に実を十分に完熟させ、果皮の色素を豊かにし、果汁糖度
を高めた事でその様なワインが誕生します。
一方、ロゼワインを造るなら果皮の色素の豊かさをそこまで
必要としませんし、赤ワインに比べワイン中の酸味の存在の
重要度が増しますからブドウの収穫を早くし、ブドウがより
爽やかなフレーヴァーを発する様にします。その結果、誕生
するロゼワインは今日、紹介するワインの様になります。
赤い小粒の果実、レッド・ペッパーを連想する香りがあり、
爽やかで涼しいニュアンスをそこに感じ、軽やかで清々しく
チャーミングな仄かな甘みとリフレッシングなスパイシーさ
が余韻を創る。このロゼワインの相棒を何にしますか?
もう一つ知っておくととても役立つルールがあります。色と
色の連動です。ワインの色と料理の色を同化させると両者を
融合させる事ができるのです。
白ワインに赤い果実や赤身の肉を思わせる要素は絶対にあり
ません。赤ワインに黄色い果実や白身の肉を思わせる要素は
絶対にありません。逆にチェックしても同様です。
ですので白、黄、緑色を確認できる料理があるなら白ワイン
を用意する。赤、茶、黒色を確認できる料理があるのなら赤
ワインを用意する。揚げ物の様にきつね色を確認できる料理
があるならロゼワインを用意する。先ずはここからです。
次にお互いの持つ要素を揃える。両者のフレーヴァーを同系
にし、似た者同士にする。ここまですれば両者が口中で一体
になった時、確実に素晴らしいマリアージュが奏でられます。
それでは今日のロゼの相棒を何にしましょうか。先ずは色を
考慮。揚げ物、嫌いな人などいない鶏のから揚げは如何です
か。




色と色の関係を考えれば、この段階でこれは酷いなと言った
組み合わせにはなっていないでしょう。但し、ワインの香味
が可憐ですので、香辛料の主張がホット過ぎる、下味の主張
が強過ぎる、そんなから揚げではない方がベターです。
仄かな甘みとリフレッシングなスパイシーさの余韻があると
言及しました。ワインのそのニュアンスを最大限に生かそう
と考えた時、から揚げにそんなニュアンスのタレ(ソース)
がかかっているなら。そう思い、いくつのペアリングを試み
ましたが、パーフェクトと言っても決して過言ではない組み
合わせと出会いました。
そのタレは甘とろダレ。から好しのから揚げの一つのタイプ
の味わいを整えているタレです。ほんのり甘く、リキュール
を思わせる華やかさがあり、食後の余韻に心地の良い刺激の
あるスパイシーさを残します。ご飯のおかずとしては好みの
別れる所、少々、デザートぽいニュアンスがありますから、
ですが、今日、紹介のワインにとっては最高レヴェルの相棒
となります。




色と色の法則で、相棒はから好しのシンプルなから揚げでも
良いですが、似た者同士の法則から一歩進んでフレーヴァー
のシンクロを重視するならばそこにはより良いマリアージュ
の創造があるでしょう。両方のペアリングを試し、より良い
マリアージュを実感してみて下さい。





*Sula Vineyards 2024 Zinfandel Rose
 スラ・ヴィンヤーズ、ジンファンデル・ロゼ

飲み頃温度:7度。
<フルーティーでスパイシーな辛口>
2,***円
このワインの超お勧めの相棒:唐揚げ専門から好しの甘とろ
              ダレもも。




WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日と15日
支払方法:現金 or PayPay
    
*釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
     10,000円札での支払いはご遠慮下さい。

入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
       
*店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
        先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって4年目になりました
。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。健康で長く商いが
できる様、ご協力下さい。