タンニン（渋味成分）を旨味（味わいの深み）として心地
良く感じるには液温がキリリと冷えた状態でない方が良い
でしょう。飲んだ時に身体中に冷気の広がりを感じる様な
温度でない。飲んだ瞬間、生き返ったと感じる様な冷たさ
でない。そんな意味です。
だから気温の上昇と共に赤ワインの消費量は減り、気温の
低下と共に消費量が増えます。タンニンが十分に備わった
赤ワインは冷えていると苦味をえぐいと感じますので夏に
シッカリ冷やしてサッパリ飲む訳には行かないからです。
昼間は暑いものの、日が沈めば暑さから解放される環境に
なりました。遠ざかっていた赤ワインに回帰する時の到来
です。涼やかな秋本番まではもう少し。それまでは低めの
温度で味わえる赤ワインを楽しんで下さい。
＊La Carraia 2023 Cabernet Sauvignon
ラ・カッライア、カベルネ・ソーヴィニョン
飲み頃温度：15～18度。もう少し低くてもOKです。
＜華やかで優美さあるミディアムボディー＞
2,***円
紫色の花や果実を思わせる華やかな香りが豊かに立ち昇り
ます。口に含めばチョコレートやコーヒーのフレーヴァー
が口中を満たし、ブルーベリーのチョコレート・ケーキ、
コーヒーのリキュールを連想します。
パフュームでリッチ、ジューシーでラウンドさもある酒質
の赤ワインは口に含んだ時、ヒンヤリと感じる温度でその
優美さを引き立ててあげるのがベターな楽しみ方。冷蔵庫
でシッカリと冷してからテーブルにセットし、瓶に付いた
水滴が垂れ始める頃が飲むタイミングです。
お勧めの相棒料理：ふわとろオムレツ、ドゥミ・グラス・
ソース添え。
ワインの華やかさとソースの華やかさ、ワインの柔和さと
とろとろ玉子のオイリーさが密にシンクロします。
お勧めの相棒デザート：チョコレート・ケーキ、ブルー・
ベリー添え。
似た者同士は上手く行く。チョコレートとブルー・ベリー
のフレーヴァーを感じるワインなのですからマリアージュ
を奏でるのは言わずもがなです。
こちらの白ワインを楽しみつつお待ち下さい。
ピエロパン、ソアーヴェ・クラッシコ
飲み頃温度：11～14度。
＜力強い味わいの太さがある辛口＞
2,***円
豊かなミネラリーさに支えられた味わいは硬水の様です。
そこにシトラスを思わせる爽やかさがアクセントを添えて
います。
お勧めの相棒料理：ポン酢で食すタコの刺身。イカもOK。
苦味旨味のあるタコやイカの味わいとワインの骨太さある
口当たりが、ポン酢とワインの両者に存在する柑橘果実の
フレーヴァーが密に結び付きます。
黄金のリレー、「Pieropan 24 Soave Classico→La Carraia
23 Cabernet Sauvignon」。先ずはどちらのワインも冷蔵庫
でシッカリ冷やして下さい。
Pieropanを飲み始める際にLa Carraiaも一緒に冷蔵庫から
出し、オン・テーブルして下さい。Pieropanを飲んでいる
間にLa Carraiaの瓶に水滴が付き始め、飲み終わる頃には
水滴が垂れ始め、La Carraiaは飲み頃温度になるでしょう。
Pieropanを相棒と共にアペリティフの感覚で楽しみ、次は
主菜、デザートと共にLa Carraiaの香り、味わいを楽しむ。
晩夏に相応しい楽しみ方です。
定休日：土曜、日曜、祝日ではない7日と15日
＊釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
10,000円札での支払いはご遠慮下さい。
入店時のルール：マスクの正しい着用、手の消毒
＊店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって3年目になりました。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。
