2023年8月3日木曜日

とろろでワインを楽しみます?

今までに何度も言及して来ていますが、ワインの多様性は
料理とのペアリングに於いて、不可能を決して創りません。
つまり、どんな料理にも必ず合うワインがあるのです。
多くの方が意外と思われる料理(食べ物)をワインと調和
させ、パーフェクトなマリアージュを生み出す。その為の
作業を日々、行っています。
最近、見つけ出したパーフェクト・マリアージュがこちら。
「とろろ@吉野家のサイドメニュー」と「スペイン産缶入
白ワイン」が奏でるマリアージュ。
先日、紹介した「うな丼」もですが、牛丼以外に絶品商品
が多数あり、「スパイシーカレー」も食べる価値大です。
本当にやるなぁ、吉野家。
とろろには地味(ワイン用語でアーシーと表現する香味で、
大根、蕪、筍などの根野菜、茸、独活などの山菜に共通の
土っぽいフレーヴァー)があり、その味わい深さが同系の
要素を備えたワインと密に結び付きます。
フルーティーでなく、アーシーなニュアンスのある(原料
ブドウの個性や熟成に由来する)酒質のワインで、ブドウ
が原料にも関わらず、根野菜、山菜を思わせる香味がある
ワインとです。
今日、紹介する缶入り白ワインですが、ワインそのものの
主張は穏やかで、一瞬、香味がこもった様な感じがあるの
ですが、それがとろろの地味と出会う事で内包されていた
本来の香味の広がりが現れ、とろろの地味(フレーヴァー)
一糸乱れぬ調和を見せてくれます。
ワインはワインをテイスティングし、その状態で判断して
しまう事が多々ありますが、ワインと料理のマリアージュ
と言う表現がある様に、料理、食べ物と出会い、融合する
事で初めてワイン本来の素晴らしさ、その凄さが明らかと
なり、そのワインを評価できる様になると言う事実もまた
あります。
それをも考慮し、当店ではワインを選び、その相棒の料理
もチェックし、準備万端の販売体制を整え、ワインの販売
をしています。
ですから、当店でワインを買う際は、是非、ワインを飲む
状況(食べるものなど)をお知らせ下さい。ワインの良さ
が最高に発揮され、そのワインを余す事なく楽しめる様に
し、お客様にワインをお買い求め頂きたいと思っています
ので。




それでは「とろろ@吉野家サイドメニュー」と完璧な調和
をするワインがこちらです。とろろは下味が付いています
ので、何もつけ足さずこの白ワインと共演させて下さい。
*Lobetia Sauvignon Blanc 250㎖ Canned
 ロベティア、ソーヴィニョン・ブラン

飲み頃温度:11~14度。
<ナチュラルな地味を感じる、やや辛口>
1,000円以下    




WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒


元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。この
麻痺の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の
侵入により感染症を患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面でワインに
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫飛散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。