鶏の唐揚げ。日本人のソウル・フードと言っても過言ではない
でしょう。そんな鶏の唐揚げを超コスト・パフォーマンス抜群
に提供してくれる店が当店近くにあります。その名店は「北口
わっしょい」。この地域に根差しているスポーツに関心のある
人なら店に行った事がなくても、試合会場に出ているキッチン
・カーでお馴染みの「どデカ唐揚げ」を知っている、食べた事
がある人はたくさんいるはずです。
Xmasが近くになり、Xmasと言えば「チキン」。「チキン」と
言えば、「鶏の唐揚げ」でしょう。と言う事で、「わっしょい」
の「どデカ唐揚げ」に合わせ、楽しめるワインを紹介します。
そして、Xmasと言えば(祝い事と言えば)、スパークリング・
ワイン。Xmas商戦を控え、どのスパークリング・ワインを販売
しようかとテイスティングを重ねていた所、「北口わっしょい
のどデカ唐揚げ」に完璧にマッチのスパークリング・ワインを
見つけました。
このスパークリング・ワインをテイスティングした瞬間、脳裏
に浮かんだのは「北口わっしょいのどデカ唐揚げ」。ワインの
フレーヴァーと唐揚げのフレーヴァーが一糸乱れずリンクする
のをイメージできました。
実際に楽しんだ画像がこちらにあります。12月16日の昼ご飯、
To goした「北口わっしょいの唐揚げ弁当(ハーフ)」に完璧
なパートナーとなると予想したスパークリング・ワインです。
結果は予想以上でした。
Sektと言います。発泡していないワインを瓶に詰め、その瓶の
中に酵母(発酵と言うワイン造りに不可欠な工程を司る物質)
と糖分を加え、炭酸ガスを備えた発泡性ワインにする為の発酵
を瓶内で行う伝統的製法で造ったスパークリング・ワインの事
を言います。
更にこのゼクトの特筆すべき事は、通常、赤ワイン(ロゼも)
を造る黒ブドウ(果皮の色が深い紫色のブドウ)で造った白
のワインである事。
黒ブドウで造った白ワインの事をBlanc de Noir/ブラン・ドゥ
・ノワと言いますが、白ワインを造る為の白ブドウで造った白
のスパークリング・ワインに比べ、色合いが濃く、色調は赤み
を帯びた黄金色をしています。
その外観は何を意味しているのかと言いますと、色合いが濃い
のは味わいに深み、豊潤さがある事、色調が赤みを帯びている
のは渋味成分(タンニン)がある事で、白ワインでありながら
ロゼワインや赤ワインがあるべき食卓でそれらの代わりに活躍
できる可能性が大いにあると言っている訳です。
今日紹介のゼクトをテイスティングした時、即座に思ったのが
「北口わっしょいのどデカ唐揚げ」と共にマリアージュを完成
させればハッピーになれると。
ゼクトに感じるタンニンの存在が香ばしく、そしてパリパリな
食感の衣の味わい深さと、ゼクトの穏やかで落ち着いた味わい
が唐揚げの下味の豊かさと密に結び付きます。
鶏の唐揚げに条件反射でレモンをかけてしまう人がいますが、
今日紹介のゼクトと「北口わっしょいのどデカ唐揚げ」を完璧
にマリアージュさせるのなら、絶対にレモンをかけないで。と
声高らかにアピールします。
ラッツエンベルガー2016
シュペートブルグンダー、ブラン・ドゥ・ノワ
飲み頃温度:11~14度。
<味わい深いコクのある辛口>
5,**0円
Spatburgunder/シュペートブルグンダーはこのゼクトの原料
ブドウ(黒ブドウ)の事です。
のゼクトを。ラッツェンベルガーが白ブドウ(リーズリング /
Riesling)で造りました。唐揚げに十分、レモン果汁をかけて
食し、こちらのゼクトと合わせて下さい。
ラッツェンベルガー2016リースリング、ブリュット
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな、やや辛口>
4,**0円
Brut/ブリュットとは、辛口のと言った程の意味で、発泡性の
ワインの味わいを表現する際に使われる単語です。
WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日(1月7日は休業しません。)
代金決済:現金 or PayPay