2022年11月10日木曜日

冬将軍到来前にPart.2

引き続き缶入りワインの紹介です。本日、紹介のワインは
オーストラリア産スプリッツ / Spritz。軽快に弾ける炭酸
ガスの刺激が心地良いピノ・グリージョ / Pinot Grigioの
白、そしてロゼ / Roseの2種類です。
前回、紹介しましたアメリカ合衆国オレゴン州産の缶入り
ワインの中にもロゼのスパークリング・ワインがあったの
ですが、こちらのロゼはそれより炭酸ガスの刺激が優しく、
口当たりがまろやかで、辛さも控えめな酒質に仕上がって
います。
炭酸ガスの刺激がピリピリし過ぎるのは苦手。辛過ぎない
味わいの方が良い。チャーミングで和みのある口当たりが
良い。そんな方にはこちらのスプリッツ(ロゼ)がお勧め
です。
一方、ピノ・グリージョのスプリッツは軽やかで、爽やか。
味わう度に気分がリフレッシュします。ロゼのスプリッツ
同様に辛さは控えめで、ジューシーさ、ピュアな果実味の
中に優しい辛さを感じます。
今年の紅葉のシーズンはいよいよ最終章。冬将軍の到来の
前に色鮮やかなオウタム・カラーを楽しみに行きませんか。
もちろん弁当とワインを持って。



群馬では買える場所がありませんが、埼玉県内の数か所に
販売所がある崎陽軒。崎陽軒と言えば、シウマイ。崎陽軒
の弁当と言えば、黄色い箱のシウマイ弁当ですが、秋限定
に誘われ、「おべんとう秋」を買ってみました。
いわゆる幕の内弁当風で色々入って、味わいが多彩です。
今日紹介のスプリッツが白もロゼも必要です。実際、全て
に白とロゼを合わせ、相性を確認しましたが、緑色の丸で
囲んだ料理は圧倒的に白が良く、残りはロゼの方がベター
もしくはベストでした。
もうお気付きの方がいらっしゃると思いますが、ワインと
料理の相性にはある規則があります。基本、応用、高難度
の3つに分けられますが、基本は色と色を同系にする事。
緑色の丸で囲まれた料理は全て白っぽいでしょう?だから
白ワイン。
レンコンだって白っぽいじゃないか。そうです。レンコン
も白でOK。でも、味わい深い出汁が効いています。また、
根野菜に特有の苦味旨味があり、この存在がワインの渋味
成分を呼び寄せます。
ワインに渋味旨味の成分(タンニン)があるのは赤ワイン
とロゼワイン(白ワインにもタンニンが含有されている事
もありますが)。レンコンの味付けに醤油の存在を明確に
感じるのなら、赤ワインがベターですが、おべんとう秋の
レンコンは醤油の存在を明確に感じません。ですので、赤
よりはロゼが相応しく、また白よりロゼの方がベターなの
です。




「おべんとう秋」をゲットできるのであれば、次は当店で
2種類のスプリッツ(可能なら)を購入し、お気に入りの
紅葉スポットへGO!!
グラスを傾け、ワインを楽しむのも一興ですが、大自然の
中で缶から直接ワインを身体に注ぎ込む。こんな楽しみ方
(自然に回帰し、ワイルドに)もワインを味わう時の一手
です。

*Pizzini Pinot Grigio Spritz Canned 250㎖
 ピッツィーニ、ピノ・グリージョ・スプリッツ

 飲み頃温度:7度。
 <軽く、爽やかな、やや辛口>
6*0円
*Pizzini Rose Spritz Canned 250㎖
 ピッツィーニ、ロゼ・スプリッツ

 飲み頃温度:8~10度。
 <軽く、まろやかな、やや辛口>
6*0円





「おべんとう秋」に何か1本でと言うのであれば、Pizzini
Rose Spritz / ピッツィーニ、ロゼ・スプリッツと同様に
昨日紹介のUnderwood Rose Bubbles / アンダーウッド、
ロゼ・バブルズも合わせ楽しめます。