2022年8月19日金曜日

Dom.Sogga白ワイン3種類の来店です。

吹いてくる風、空の雲、虫の音、まだまだ夏は終わりませんが
それでも尚、それらに秋の気配を感じる様になって来ました。
ブドウの実は色付き始め(ワインの世界ではヴェレゾンと言い
ます。)、これから自然の恵みを更に十分に受け、収穫の時を
待ちます。小布施ワイナリーは秋の気配が訪れるにつれ増々、
多忙になります。
今月は「Domaine Sogga/ソメーヌ・ソッガ3種類の白ワイン」
が到着しました。(実はスパークリングワインも1種類届いて
いますが、特別な個性を備えていますので、インタヴューした
上でお勧めできるか否かを判断致します。)
3種類の白ワインはお馴染みのChardonnay/シャルドネ、日本
では小布施ワイナリーが初めてとなるAlbarino/アルバリーニョ
(今は他のいくつかのワイナリーも造っていますが)、そして
アルバリーニョも含んだ5品種で造ったCinq Cepages/サンク・
セパージュです。
それぞれの酒質、楽しみ方を紹介します。興味のあるワインが
ありましたら、是非、飲んで頂きたいと思います。3種類共に
本数制限なくお買い求め頂けます。明日20日(土)から販売を
始めます。



*Chardonnay 2021
飲み頃温度:7度。
<豊かなミネラリーさある辛口>
一点の曇りもないクリーンで爽快さに満ちた香りをストレート
に感じます。それはライム、ミント、梨、白い花の様で、清々
しく、涼しい様は、ワインに精通している人ならばフランスの
白ワイン、Chablis/シャブリ(ノン・オーク/木樽の要素を感じ
ない)を思い浮かべるでしょう。
味わいも真にその通りで、フレッシュな酸味とシャープな切れ
のあるミネラリーさが主たる構成要素となり、ジューシーさが
そこに寄り添います。リフレッシングな爽快さに満ちています。




特にお勧めの相性の良い料理:おろしから揚げ(から好し)
ワインのジューシーさが鶏肉のジューシーさと、ワインの豊富
なミネラル感が大根おろしの辛みとマッチします。




*Albarino 2021
飲み頃温度:8~10度。
<果実味とハーブのヒントが共存するやや辛口>
アルバリーニョのワインの主要な個性である白をイメージする
白桃のアロマ、白い花のフローラルさは健在です。そこにこの
ヴィンテージのヴァリエーションである若葉、若草を思わせる
香りも感じます。
果実味のリッチさに膨らみのある、また粘性を感じる味わいが
相乗し、酸味とミネラリーさの豊かなハーモニーを包み込み、
柔和さ、まろやかさを感じます。白いイメージと緑のイメージ
が共存しています。




特にお勧めの相性の良い料理:ほうれん草ベーコン(ガスト)
ワインのリッチな果実味がベーコンのフレーヴァーと、それは
果実と生ハムの組み合わせの様に、ワインのミネラル感と緑の
イメージがほうれん草のフレーヴァーと相乗します。




*Cinq Cepages 2021
飲み頃温度:11~14度。
<硬水を思わせる力強い辛口>
メントール、ライムを思わせる爽快な香りがあります。そして
白い果肉の果実や白い花をイメージできる香りもあり、涼しさ
清々しさを感じます。
味わいはシャープな酸味と力強いミネラリーさのハーモニーを
基調とし、甘味を排した極めて辛口のテイストを広げ、硬度の
高いミネラルウォーターを思わせる骨太さがあります。
特にお勧めの相性の良い料理:ねぎ塩鶏麦とろ御膳(吉野家)
ワインに備わった5品種のハーモニーがねぎ、塩だれ、鶏肉、
麦飯、とろろが奏でる香り、味わいのハーモニーと調和します。
ワインの硬水的要素がねぎ、麦、とろろの地味、ミネラリーさ
と特にリンクします。




・小布施ワイナリーの商品の取り置き、予約はできません。
・小布施ワイナリーの商品は店内でのみの販売です。
・小布施ワイナリーの商品の価格は店内で確認して下さい。
・小布施ワイナリーの商品は在庫の有無のみ問い合わせ可能
 です。




・開店時間は14時~19時です。
・毎月7日は定休日です。