「幻の」と形容できる超レアもののSakeが終了したら、今度は日本
最高峰のワインの販売開始です。至高のワイン・メーカー曽我彰彦
入魂の驚愕の品質のワイン達が到着し、テイスティングを全て終了
しました。いつもの事ですが、何れも地味と品種由来の個性を明確
に備え、味わう程に心を打たれます。
届いているのは白ワインが3種類、スパークリングワインが1種類、
赤ワインが5種類です。本日29日より本数制限なしで購入して頂け
ます。9種類の内、3種類だけ詳しく紹介致します。
ソッガ・ペール・エ・フィス2021シャルドネ、ノン・ボワセ
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな辛口>
ノン・ボワセ(和訳で、ない・木のヒント)の名の通り、オーク樽
由来の要素を全く感じず、酸味とミネラリーさに支えらたシャープ
さが心地良く口中を満たします。
香りはライム、ミントを思わせ、新緑の季節の様な爽やかさに満ち、
味わいはフレッシュでクリーンな主張の酸味を核とし、柑橘果実様
の爽快さがはじける様に広がります。
一点の曇りもない清々しさにリフレッシュさせられる感覚は、ユズ、
レモン、ライムなどの風味を添え食す料理との相性に優れています。
お勧めのペアリング:当店近くの「大衆食堂わっしょい」。ここの
名物「どデカ唐揚げ」。でかいだけではありません。サクサクな衣
にジューシーで、鶏肉の旨味が幾重にも口中に広がります。
そのどデカ唐揚げにレモン果汁をシッカリ絞りかけてあげればこの
ワインとベスト・マッチ。是非、そのパーフェクト・マリアージュ
をお楽しみ下さい。
ドメーヌ・ソッガ2021ノマンデシ
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
ノム・アンデシですが、フランス語は単語と単語を連結させ、発音
する事がありますのでノマンデシ。和訳で名・未確定と言った程の
意味で、ワインのその多様な主張からワイン名を決めかね、苦肉の
策として考え付いたのがそれ。名無しですが、そのワインには確固
たる個性が備わっています。
華やかで、リッチな果実味。それは白い果肉の果実のコンポートを
思わせ、まるで飲む果実の様。ですから生ハムと果実の組み合わせ
と同じペアリングをこのワインが果実の代わりにしてくれます。
お勧めのペアリング:太田市八幡町交差点の角にあるフローエス・
ゲグルンツェ。ドイツ国家資格、マイスターを保有する佐藤さんが
奥様と営んでいます。
マイスター佐藤が2年以上の時をかけ作り上げる生ハム。多湿の地
で生ハムを作り上げるのは至難の業。それにも関わらず、生ハムの
本場、パルマ、イベリコ、バイヨンヌの生ハムはもういらないよ。
と言わしめる逸品を作り上げました。
今、販売している生ハムはシットリ感、塩気、味わいの深み、全て
がここ数年ではベストと言える仕上りです。毎週土曜の夜に楽しむ
マイスター佐藤の生ハムとワインのマリアージュを皆様にも。
ノマンデシとマイスター佐藤の生ハムのマリアージュ。衝撃的印象
を残す、パーフェクト・マリアージュです。
ドメーヌ・ソッガ2020ヴァン・サン・シミ、ヴォリュプチュー
飲み頃温度:15~18度。
<しなやかで和みのあるミディアムボディー>
ヴォリュプチュー、それは快楽的な、官能的なと言った程の意味の
フランス語。ワインは時にエロさ、官能的なフレーヴァーを備え、
飲み手を魅了します。
このヴォリュプチューにはラズベリー、苺のコンポートを思わせる
果実味が穏やかに備わり、それらをオブラートする様に天然きのこ
や根野菜を思わせるアーシーな複雑さが広がり、優雅な深みがそこ
に生まれます。
アーシーさある淡水魚の料理、天つゆで食すきのこの天ぷらはこの
ワインの相棒ですが、もっとカジュアルに行くのであれば、これが
ベスト・チョイスでしょう。それは「きんぴらごぼう」。ごぼうの
アーシーな味わいがワインのアーシーさと、甘辛い味付けがワイン
の果実味と相乗し、マリアージュを奏でます。
お勧めのペアリング:複数のきんぴらごぼうをヴォリュプチューに
合わせてみましたが、結果として、きんぴらごぼうなら何でも良い
と言う事ではありませんでした。ヴォリュプチューにベストな相棒
はHotto Motto@太田市下小林のそれ。味付けがヴォリュプチュー
の為に成されている。それ位、密接にリンクします。是非、お試し
下さい。