2022年2月4日金曜日

今度はUn / アン。

今酒造年度2番目の商品は「Numero Un / ヌメロ・アン」。
協会1号酵母で醸した酒です。他の蔵でも近年、見かける様
になりましたが、1号から5号までの協会酵母は現在、協会
から頒布されておらず、各蔵が保持していなければ、それら
の酵母で仕込む事ができませんので、1号から5号の酵母で
造った酒は、言ってみれば幻の酒と言えるでしょう。
そんな幻の酒を1号から5号のそれぞれを用い、造り上げた
パイオニアが至高のワイン・メーカー、小布施ワイナリーの
曽我明彦さんです。
今酒造年度も変わらず驚愕の品質のLe Sake Erotique / ル・
サケ・エロティークを造り上げてくれました。先週の土曜日
に販売したNumero Sixを飲んだ方は既に十分にご存じです
が、香り、味わいのピュアさ、エレガントさ、美しさは真に
エロい(エロティーク)と形容できるものでした。
今回、到着のNumero Unはそれとは趣を異にする骨太な酒
で、和釜で炊いた白米の香り、そのおこげを思わせる香りが
あり、味わいにはミネラル感と乳系の酸の骨太なハーモニー
を感じます。
Sixが十分に冷えた状態でも楽しめる酒質だったのに対して
Unは冷えているとその香味の本来の良さを十分に感じ取れ
ないと言った様な酒質に仕上がっています。室温(所謂、
冷)、あるいは極ぬる燗でお楽しみ頂くと良いSakeです。
Numero Unは明日、5日14時から販売致します。Unの入荷
は少量でしたので、今回はお買い上げ本数の制限をします。
ご承知おき下さい。
尚、いつも通り、小布施ワイナリーの商品の予約、取り置き
は一切できません。




*Le Sake Erotique 2021 Numero Un 750㎖
飲み頃温度:15度程度 or 極ぬる燗でもOK。
<落ち着いたコクのある、やや辛口>
白菜を使った料理(例えば白菜のクリーム煮)
白い根野菜を使った料理(例えばカブのそぼろ塩あんかけ)
が一緒に味わえる料理です。




期間限定で販売している「中華あんかけ@Hotto Motto」
がNumero Unの良き相棒と推測しました。今晩、実際に
楽しみます。