缶入りワインが今、話題です。アルコール飲料業界で最も流行
に敏感なサントリーが缶入りワインを発売したのですから、今、
真にホットな商品であるのは間違いありません。
サントリーのONE WINE(白ワイン2種類、赤ワイン2種類)を
全て味わってみましたが、品質がかなり良く、特に白ワインの
Sauvignon Blanc/ソーヴィニョン・ブランと赤ワインのPinot
Noir/ピノ・ノワは出色の出来でした。
しかし、驚くべき品質の缶入りワインはそれらだけではなく、
まだまだあります。今日、それを紹介致します。ONE WINEは
フランス産ですが、今日紹介のワインはオーストラリア産で、
はじける様な刺激が実に心地良い微発泡の白とロゼです。
物理的に缶の中で炭酸ガスを補足する発酵は不可能ですので、
それら2種類の微発泡ワインは、ステンレス製タンクに入った
非発泡ワインに加圧下で炭酸ガスを注入し、発泡性に仕立てて
います。
この製法ですと、軽快で、フレッシュ、優しいガス圧を備えた
発泡性ワインとなり、気軽に、カジュアルに楽しむにはベスト
と言える酒質でしょう。
その缶入り微発泡ワインがこちら。250㎖入りですから、野外
でのイヴェント(スポーツ観戦やピクニックなど)でも大活躍
しますし、食前酒としても、また食後のリラックス・タイムに
もう少しと言ったシチュエーションでも大活躍です。飲み切り
サイズで重宝です。
*Pizzini Pinot Grigio Spritz
ピッツィーニ、ピノ・グリージョ、スプリッツ
飲み頃温度:7度。
<リフレッシングな辛口>
*Pizzini Rose Spritz
ピッツィーニ、ロゼ、スプリッツ
飲み頃温度:7度。
<チャーミングな口当たりのわずかに辛口>
それぞれ600円(消費税込)
微発泡ですが、炭酸ガスが存在する事で口中をニュートラルに
する効果があり、非発泡性のワインより料理や食べ物との相性
に幅がでます。ポテトチップスの様なスナック菓子から、鶏の
唐揚げ、そしてピノ・グリージョの方ならワサビ、ジンジャー、
ユズ塩を添えて食べる軽い味わいの料理、ロゼの方なら天ぷら
を天つゆで、あるいはトマトソースのピッツァ、トマトソース
の冷製カペッリーニなどと一緒に楽しむと良いでしょう。
当店近くにある「大衆食堂わっしょい」。「どデカから揚げ」
で有名ですが、画像の「豚の生姜焼き」もナイスです。生姜の
風味に今日紹介のピノ・グリージョが、肉汁の味わいにロゼが
ピッタリと寄り添い、マリアージュを奏でます。
ピノ・グリージョとロゼの両方を開け、肉を食べ、先ずはピノ
・グリージョを飲み、肉を食べ、今度はロゼを飲みと言う具合
に交互にして頂くと、とても充実の食事タイムを持てます。