今度のLe Sake ErotiqueはTrois / トワ。今酒造年度の3番目 /
Troisieme / トワジエームが偶然にも3。もしかしたら、意図的
かもしれませんが。
今朝の降雪を見て、確実に積雪すると思いましたが、どうやら
回避できた様です。よって予定通り明日19日14時からNumero
Troisを販売致します。
私事の行事に大半を使用した為、Troisの販売は12本のみとなり
ますので、今回も本数制限でのお買い求めとなります。ご了承
下さい。
*Le Sake Erotique 2021BY Numero Trois 750㎖
飲み頃温度:8~10度。
<シルクの様にしなやかな口当たりのやや辛口>
和釜での炊飯やつきたての餅を思わせる旨味を感じる香りがあり
骨太な乳系の酸味が基調となるコクのある酒質なのかと思いきや
味わいは実にしなやかで、優雅、和みを感じます。とても上品な
フレーヴァーを備えたSakeですので、味わいの強い料理は避けた
方が良く、「はんぺんをオリーヴ・オイルで焼き、塩で食べる」
「白菜の塩浅漬けを醤油をかけないで食べる」「ひな鳥のモモ肉
の塩焼き(淡い味付けで)」などと一緒にお楽しみ頂くと良いと
思います。
・BY(Brewing Year)/醸造年度
アルコール飲料には国家として大切な税が大きく関わっています。
日本酒も例外ではなく、製造量や販売数量に応じて課税されます。
会計年度は4月には始まり、翌年3月に終わりますが、日本酒では
それは酒造年度と言い、7月に始まり、翌年6月に終わります。
去年(2021年)、販売したLe Sake Erotiqueの年号表示は2020
で、BYは付いていませんでした。それは2020年に収穫した酒米
のみを使い酒造りをしたからです。
今年、販売しているLe Sake Erotiqueには2021BYと表示があり、
BYが付いています。果たして何が違うのでしょうか?その違いは
収穫年なのか、酒造年度なのかですが、今回の表示がBYになって
いるのは、2021と収穫年を表示できないからなのです。ここにも
コロナの影響が出ています。人の活動に様々な制約、制限があり
ますから。
2021と表示するには原料米が全量、2021年産でなければならず、
他年の酒米を例え、少量であっても使えば、収穫年の表示はなし
と考えたからです。
ワインの場合、収穫年を表示するには、原産地呼称の表示などに
絡み、複数の規定があり、当該年産100%でなければダメの場合
や80%でOKの場合もあり、日本酒でもその様な対処ができると
推測しますが、造り手としては収穫年を表示するからには100%
でありたいと思うのは自然の流れと思っています。
・小布施ワイナリーの商品の予約はできません。
・小布施ワイナリーの商品の取り置きはできません。
・小布施ワイナリーの商品は店内での販売のみです。
ご来店、お買い求めの際は、マスクを正しく確実に装着し、入口
で必ず手指の消毒を行って下さい。感染拡大予防は全員の義務と
思い、しっかりと務めて参りましょう。