色々な事情が重なり輸入停止になってしまうワインが年間に
どのくらいあるのでしょうか。新型コロナ・ウィルス感染症
の拡大が世界規模で進行中の今、更に多くのワインが不本意
ですが日本のマーケットから消えて行く運命にあります。
当店に於ても消えてほしくない2つの生産者のワインが現在
の在庫限りで販売終了となります。つまり現地に行かないと
もう味わえなくなる訳です。
どちらの生産者も初めてテイスティングした時はまだ日本へ
輸出した経験がなく、(もちろん現地でテイスティングした
のですが)日本へ輸出したいのでどこか良いインポーターは
ないかと聞かれたものでした。まさかこんな時代が来るとは
微塵も思っていなかったでしょうから、日本のマーケットで
大いにビジネスできると胸を躍らせていた事と思います。
それにしても新型コロナ・ウィルスには本当にうんざりです。
何もかもが狂ってしまいました。数えきれない程、多くの人
が同じでしょう。
折角見つけた造り手の素晴らしいワインを日本で販売できる
チャンスを得て、日々の商いが楽しかったのに...。世界各国
のワイン産地を訪れ、日本へ未輸出の驚きの品質のワインを
探し、それを日本へ輸出する橋渡しをする事に喜びを感じて
いたのに...。全てできなくなってしまいました。
そのワインの素晴らしさを知らせたい。もうそれしかできる
事がありません。
本当にこれを逃したらもう飲めません。海外にいつ行けるか
判りませんから、現地に行かないともう飲めませんから本当
ラスト・チャンスです。
Pepe/ぺぺの秀逸なワイン。輸入元の好意で本来の小売価格
の50%offで販売しています。本当に最後です。このチャンス
を逃さないで!!
テヌータ・カヴァリエレ・ペペ、イルピニア・アリャーニコ
飲み頃温度:19度。
<芳醇なフルボディー>
1,870円
Barolo/バローロ、Barbaresco/バルバレスコがお気に入り
なら、アリャーニコの赤ワインだって間違いなく気に入る筈。
北のNebbiolo/ネッビオーロ(バローロやバルバレスコなど
を造るブドウ)、南のアリャーニコと言われ、共に果実味が
控えめで、重厚なタンニン(渋味)の広がりがある超芳醇な
ボディーの赤ワインを造り出します。
左がネッビオーロ、右がアリャーノコですが、見比べても、
とても似ているのが判ります。