Xmasは終わってしまいましたが、ケーキはいつ食べたってOK。
ケーキに合う、それもチョコレートの豊かな風味が広がるケーキ
に合うワインが3種類到着しました。
チョコレートは大きく分けると、ダークチョコレートとホワイト
チョコレートになり、それぞれに合うワイン(ワインの色)が
異なります。
色と香り、味は不思議と連動しています。ダークチョコレートの
持つ風味(ロースティーさ、ビターさ、カカオやコーヒーを連想
させる芳醇さ)はロゼワインや白ワインにはなく、またホワイト
チョコレートの持つ風味(ミルキーさ、クリーミーさ、バニラや
そのエッセンスを思わせるニュアンス)は赤ワインにはない様に。
ですので、ダークチョコレートのケーキに合うのは、必然的に赤
ワインになる訳です。
では、どの様な赤ワインがダークチョコレートのケーキに合うの
でしょうか?果実味がリッチで、醸造で使った木樽の持つ成分が
ワインへと十分に移行し、ダークチョコレートをイメージできる
風味を備えているワイン。そして、濃さと芳醇さがあるワインで
ある事がマストです。
それでは3種類の赤ワインを紹介致します。まず最初はその風味
がまるでダークチョコレートの様な南イタリアの赤ワインです。
「Primitivo/プリミティーヴォ」と言う南イタリア固有のブドウ
で造り、アルコール度数が高く、豊かなヴォリュームがあります。
次は北イタリア、ピエモンテ州固有の品種、「Freisa/フレイザ」
で造り、イチゴのアロマに華やかさを、木樽由来の成分が発する
香ばしさにコーヒーやチョコレートのニュアンスを感じるワイン
です。
最後は「Sangiovese/サンジョヴェーゼ」と言うイタリア中部に
オリジンがあり、イタリアを代表し、最も有名なブドウのひとつ
で造ってあります。新樽の中で過ごす事でワインがまとった風味
はビターチョコレートと言うよりも、ミルクチョコレートの様な
ニュアンスを感じます。これは新樽でワイン・メイキングをした
時の典型的な特徴です。
ポッジョ・ル・ヴォルピ19
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア
飲み頃温度:19度。
<リッチなミディアム~フルボディー>
1,600円
真にチョコレートそのものと言えるこの赤ワイン。ショコラ・
フォンダンはパーフェクトな相棒です。
ラ・ベルナルディーナ19モンフェッラート、フレイザ
飲み頃温度:15~18度。
<華やかでシルキーなミディアムボディー>
3,000円
モンフェッラートはピエモンテ州にあるワイン産地のひとつです。
ベリー果実のヒントがあるこの赤ワイン。ベリー果実がトッピング
してあるチョコレートケーキ、ベリー果実のソースやムースが中に
入っているチョコレートケーキはベスト・パートナーです。