で造られたワインであるとハッキリ認識できる。そのブドウ
の個性がワインにシッカリ詰まっている。
ワインを構成している要素に何か物足りないものがあったり、
何かが突出していて、香り、味わい、口当たりなどの主張が
厳しかったりする事がなく、均整のとれた酒質である。
何かが突出していて、香り、味わい、口当たりなどの主張が
厳しかったりする事がなく、均整のとれた酒質である。
人的な要素(果実味の過度の凝縮、木樽の要素の過度の主張、
人工的な香りなど)がなく、口に含めば、品良く身体に染み
入り、広がる様な優しさ、ナチュラルさがある。
人工的な香りなど)がなく、口に含めば、品良く身体に染み
入り、広がる様な優しさ、ナチュラルさがある。
販売価格が、そのワインの実際の品質に相応する価格に比べ、
驚く程、安い。抜群のコスト・パフォーマンスがある。
驚く程、安い。抜群のコスト・パフォーマンスがある。
その様な事を常に念頭に、それらがあるのかないのかを入念
にテイスティングを通してチェックし、それぞれのワインを
評価しています。
にテイスティングを通してチェックし、それぞれのワインを
評価しています。
Sauvignon Blanc/ソーヴィニョン・ブランと言うブドウ品種
があります。この品種は白ワインを造る白ブドウ(果皮の色が
黄色や緑色のブドウ)で最も有名で、重要なブドウの一つです。
があります。この品種は白ワインを造る白ブドウ(果皮の色が
黄色や緑色のブドウ)で最も有名で、重要なブドウの一つです。
この品種で造られたワインの大きな特徴は「緑色のイメージ」
があり、味わう程に飲み手に爽やかさをもたらす。こんな感じ
があり、味わう程に飲み手に爽やかさをもたらす。こんな感じ
です。
それはフレッシュなミントの様であったり、新緑の季節の高原
の澄んだ空気の様であったり、分葱やワサビなどの日本固有の
食材を口にした時の爽やかさであったりします。
の澄んだ空気の様であったり、分葱やワサビなどの日本固有の
食材を口にした時の爽やかさであったりします。
ですので、典型的なスタイルを備えた良質のソーヴィニョン・
ブランの白ワインを楽しむ時は、その様なヒントを感じる料理
を合わせてあげさえすれば、「ワインと料理のマリアージュ」
ブランの白ワインを楽しむ時は、その様なヒントを感じる料理
を合わせてあげさえすれば、「ワインと料理のマリアージュ」
を比較的容易に完成させる事ができます。
ソーヴィニョン・ブランの白ワインは最も多くテイスティング
する機会のある白ワインの一つでもあるのですが、品種個性を
備えつつも、それぞれの酒質に大きな異なりがあります。それ
は産地の違いであったり、造り方の違い(ステンレスタンクで
造ったのか、木樽で造ったのか)であったり、要因が色々です。
個人的には、この品種の本来の個性が生きるのは木樽ではなく、
備えつつも、それぞれの酒質に大きな異なりがあります。それ
は産地の違いであったり、造り方の違い(ステンレスタンクで
造ったのか、木樽で造ったのか)であったり、要因が色々です。
個人的には、この品種の本来の個性が生きるのは木樽ではなく、
ステンレスタンクで造った時と考えています。それはこの品種
の持っている個性がニュートラルではないからです。
ステンレスタンクで造るのか、木樽で造るのか。別の見方なら、
何も付け足さない、何も削らない(前者)。何かを加える、何
の持っている個性がニュートラルではないからです。
ステンレスタンクで造るのか、木樽で造るのか。別の見方なら、
何も付け足さない、何も削らない(前者)。何かを加える、何
かを補う、何かを和らげる(後者)。と言った感じになります。
ソーヴィニョン・ブランがワインになる時、ステンレスタンク
が良いと言うのは何かを付け足したり、削ってしまう事で品種
の素晴らしい個性である「緑色のイメージ」が明確でなくなる
事が多いからです。
ソーヴィニョン・ブランのワインを評価する時、その「緑色の
事が多いからです。
ソーヴィニョン・ブランのワインを評価する時、その「緑色の
イメージ」の有無、多少、明確不明確が重要なポイントになり
ます。
販売価格が3,500円のワインがお手頃か?デイリーか?と質問
されたなら、お手頃ではない、デイリーではないと答えます。
ですが、10,000円近く、それ以上の価格のワインも含めた中
で、総合的に評価するとこれ以上のソーヴィニョン・ブランの
ワインは見当たらないのではないかと感じています。その為、
お手頃な価格ではありませんがあえて紹介致します。
そのワインがこちら!!アメリカ合衆国カリフォルニア州のNapa
Valley / ナパ・ヴァレーにあるワイナリー、Honig Vineyard
and Winery/ホーニッヒ・ヴィンヤード・アンド・ワイナリー
が造りました。美しく、気品にあふれた酒質をしています。
されたなら、お手頃ではない、デイリーではないと答えます。
ですが、10,000円近く、それ以上の価格のワインも含めた中
で、総合的に評価するとこれ以上のソーヴィニョン・ブランの
ワインは見当たらないのではないかと感じています。その為、
お手頃な価格ではありませんがあえて紹介致します。
そのワインがこちら!!アメリカ合衆国カリフォルニア州のNapa
Valley / ナパ・ヴァレーにあるワイナリー、Honig Vineyard
and Winery/ホーニッヒ・ヴィンヤード・アンド・ワイナリー
が造りました。美しく、気品にあふれた酒質をしています。
*Honig Vineyard and Winery 2019 Sauvignon Blanc
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある辛口>
3,500円
外観:一点の曇りもなく、澄み渡っています。スカイブルーの
トーンを感じる色調です。これは酸味の豊かさを想像させます。
トーンを感じる色調です。これは酸味の豊かさを想像させます。
色合いは薄めですが、グラスの内側を流れ落ちるワインの速度
は遅く、このワインにはエキス分が豊かに含まれていると推測
は遅く、このワインにはエキス分が豊かに含まれていると推測
できます。
香り:真にソーヴィニョン・ブランの典型です。白い果実や花
のハニー&フローラルさを若葉、若草を思わせるグラッシーさ
が包み込んでいます。涼しさを感じます。清々しさを感じます。
メントール、ライム、グレープフルーツ、青りんごの爽やかさ
を感じます。
を感じます。
味わい:ピチピチと弾ける様な爽やかさ、フレッシュさに満ち
ています。酸味、ミネラリーさは予想通り豊かです。味わいも
曇った所がなく、完全にクリアーです。
ソーヴィニョン・ブランのもう一つの明確な特徴である苦味の
アクセントが心地良く広がります。これにより味わいの膨らみ
が生まれ、硬度の高いミネラル・ウォーターの様なコクを感じ
ます。
ています。酸味、ミネラリーさは予想通り豊かです。味わいも
曇った所がなく、完全にクリアーです。
ソーヴィニョン・ブランのもう一つの明確な特徴である苦味の
アクセントが心地良く広がります。これにより味わいの膨らみ
が生まれ、硬度の高いミネラル・ウォーターの様なコクを感じ
ます。
白ワインの3大要素である甘味、酸味、苦味の調和は完璧とも
言えるレヴェルでとれていて、その美しいハーモニーと構成の
豊かさから来る力強さとの共存に素晴らしさを感じます。
言えるレヴェルでとれていて、その美しいハーモニーと構成の
豊かさから来る力強さとの共存に素晴らしさを感じます。
・塩焼きハマグリに刻んだ分葱を添えて
・鶏皮の塩焼きに刻んだ大葉を添えて
・色々な食材の磯辺揚げ
この様な料理と共にお楽しみ頂けます。そして、この白ワイン
で最も実感、楽しんで頂きたいのが、「和風ハーブ、ワサビ」
とのマリアージュです。このタイプのソーヴィニョン・ブラン
とワサビの風味がとても良く合う事を是非、実感して下さい。
で最も実感、楽しんで頂きたいのが、「和風ハーブ、ワサビ」
とのマリアージュです。このタイプのソーヴィニョン・ブラン
とワサビの風味がとても良く合う事を是非、実感して下さい。
この白ワインを口にする。ワサビ(仲人)が取り持つ縁、その
マリアージュを是非、ご堪能下さい。