*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。
「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」
その為に当店はできる限りの事を確実にして行きます。
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今のままのペアリングでもなかなか良くマリアージュしているけれど、
こんな香りがもしあったなら、こんな風味のアクセントがもしあった
なら、もっと良くマリアージュするのに。そんな風に思う事がかなり
の確率で起こります。
ワインと料理のマリアージュはちょっとした事が加わったり、変わる
事で劇的に変化します。その変化をもたらすのは、ほんの少しの行為
です。
レモン果汁をかける。青のりをかける。わさびの量を増やす。醤油を
つける量を減らす。醤油ではなく塩で食べる。ウスターソースでなく
中濃ソースで食べる。キムチを投入する。本当にこんな些細な事だけ
でです。
不思議な事ですが、果実味がリッチな赤ワインにとても良く合う玉子
料理。特に黄身との相性に優れています。それを踏まえ、Cabernet
Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンで造った赤ワインと親子丼を
ペアリングしてみました。
カベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインはルーマニア産で、造りの過程
でオーク樽で熟成されていて、リッチな果実味と共にオーク樽由来の
成分のオイリーさが明確に備わっています。未知のワインなら想像が
できませんが、飲んだ事がある人ならカリフォルニア産のカベルネ・
ソーヴィニョンの赤ワイン的なと言えばイメージが湧くでしょう。
この様にオーク樽からヴァニリンの成分がしっかりとワインへと移行
し、リッチな果実味があり、凝縮した味わいの赤ワインが玉子料理と
好相性なのです。
ですので、そのルーマニアのカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインを
親子丼に合わせてみました。結果は予想通りでした。マリアージュは
パーフェクトとはなりませんでした。しかし、それは想定内です。
最初からパーフェクトにならないと分かっていたペアリングを試みた
のですから。では、なぜパーフェクトにならないと分かっていたのか。
最大の理由は、カベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインにある香りが、
親子丼にないからです。
ワインと料理がマリアージュするには、両者に共通する要素がある事
(これが基本で、もちろん、それを超越する応用編もあります。)が
必要で、共通する要素が多くなればなるほど、マリアージュの完成度
は高まります。
カベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインの香りの特徴のひとつに緑色の
イメージが湧くと言う事があります。緑黄色野菜の香り、シダの香り、
杉の葉の香り、その様な香りです。
その様なヒントを親子丼に付け加えてやらなければなりません。それ
をすれば、このルーマニアのカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインと
間違いなくパーフェクトなマリアージュを奏でます。
そこで先ずはエクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルを玉子の上
に十分かけてみます。緑色のイメージがしっかり湧く風味が親子丼に
備わります。カベルネ・ソーヴィニョンの個性であるハーベイシャス
さと共通する要素が備わりました。
エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルの存在のあるなしでここ
まで変わるのかと言うくらいの劇的な変化です。物足りなかったのが
ウソの様により良いマリアージュの世界が広がりました。
でも、もっとパーフェクトに近づけたい。更に緑色のイメージです。
あなたならどうしますか?三つ葉を散らすのはどうでしょうか?緑色
のイメージが湧く食材なら何でもOKではありませんから。だって、
親子丼にピーマンはあり得ないでしょう?青々し過ぎない三つ葉なら
ちょっと足りないにちょい足す感覚で最適です。
親子丼にカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインを合わせ楽しむのなら、
エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルを上にかけ、更に三つ葉
を適度に散らせば、親子丼+カベルネ・ソーヴィニョンの赤ワイン=
パーフェクトなマリアージュ、間違いなし。家飲みの楽しみの選択肢
のひとつに付け加えてみて下さい。
*Viile Metamorfosis 15 Cabernet Sauvignon
ヴィイレ・メタモルフォシス15カベルネ・ソーヴィニョン
飲み頃温度:19度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>
2,000円
