2020年4月12日日曜日

天丼にはこんなワインを

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「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」

その為に当店はできる限りの事を確実にして行きます。




車エビ、穴子、キス、イカ、カボチャ、レンコンなどなど。天丼の具は
多岐に渡ります。色々な具材があり、それぞれ味わいも異なるのに一体
どの様にワインを合わせるの?と聞かれそうです。
天丼に関わらず、一つの皿、一つの丼、一つの器に様々な料理、食べ物
がある時、もし1種類だけのワインを合わせるのなら、決め手はどの様
な味付けになっているか。これが最重要なポイントです。
天丼は丼によそったご飯に先ず丼タレが適量かけられ、次に揚げたての
天ぷらの一つ一つそれぞれを丼タレにくぐらせた後、ご飯の上に盛付け
られます。あるいは、ご飯の上に盛付けた全ての天ぷらに丼タレが適量
かけられます。
つまり、統一された味は丼タレの味です。丼タレは通常、煮切りみりん
に醤油と出汁が加わり、砂糖で甘味旨味を整えます。醤油の存在と甘味
旨味の存在に寄り添うワインを探す事になるのです。
発酵、長期熟成を経て完成する醤油には旨味成分がタップリと含まれ、
更に、経時変化により成分が重合する事で深い香りと味わいをもたらす
ソトロンと言う成分が備わります。
このソトロンと言う成分は長期熟成したアルコール飲料(日本酒、焼酎、
ウイスキー、ブランデー、また、特に赤ワイン、Sherry/シェリー、Port
Wine/ポート・ワインやMadeira/マデイラなどのワイン)、カレーにも
備わっています。
昔、日本酒の業界で尊敬していた農学博士のレクチャーで、ソトロンは
醤油や味噌、それを煮込んだタレ、そのタレをつぎ足しながら使う店の
秘伝のタレの順に多くなり、ソトロンの究極の形は、カレーだと説明を
受けた事を今でも明確に覚えています。25年も前の事です。実はカレー
は、ある種のワインとの相性が非常に良く、カレーを食べながらその様
なワインをペアリングさせると至福のマリアージュを奏でてくれます。
今まで何回かカレーとワインのテーマでブログを作成しています。時間
のある時に、遡ってチェックしてみて下さい。
飲料と料理をペアリングさせた時、両者に共通の要素(香りや味わい)
が多ければ多い程、相性の良さを見せてくれます。これが全ての基本の
マリアージュのさせ方になります。
天丼の統一された味は、丼タレの味でした。丼タレは醤油が煮込まれ、
飲食店や惣菜店のタレなら経時変化をしているでしょうから、ソトロン
が十分にその存在感を示すでしょう。
その事により、合わせ楽しむべきワインはソトロンの存在が十分にある
赤ワイン(タイプによってはシェリー、ポート・ワイン、マデイラでも)
が良いとなります。但し、丼タレの味わいの付いた天ぷらは、ソースを
かけたフライよりも淡いですし、割り下で調理したすき焼きに比べ格段
に淡い味わいですから、ミディアムボディーやフルボディーの赤ワイン
ではない方がマリアージュの相手としては最適です。
また、甘いニュアンスが丼タレにはありますので、香りの波長を整える
のなら、ライトボディーである事に加え、比較的フルーティーなタイプ
であればベターです。
天丼の天ぷらをつまみに、軽やかな口当たりでチャーミングな果実味が
ある赤ワインとのマリアージュを堪能し、丼タレのかかったご飯で腹を
満たす。こんな家飲みの楽しみ方もレパートリーに加えてみて下さい。



天丼にマリアージュする赤ワインはこちら!!
*Santa Alicia 18 Pinot Noir / サンタ・アリシア18ピノ・ノワ
飲み頃温度:15~18度。
<エレガントなライト~ミディアムボディー>
1,300円