2020年2月2日日曜日

暑いからダメなんじゃない

ワインはフランス産でなければダメ。この時代にそんな無意味な事を
言っているあなた。時代遅れの考えはこの際、キッパリと捨て去って
下さい。
今、ワインの優劣は国や産地で決まるのではなく、誰がどんな考えで
どの様に造ったかに因ります。だから、この日本にだって世界に通用
する驚愕のワインを造る曽我彰彦さん(小布施ワイナリーの栽培醸造
責任者)がいますし、思いもよらない国にだって心を打つ素晴らしい
ワインを造り上げる人達がいます。
当店に入って来て一通り店内を見て回るとその取り扱いワインの状況
にとても驚く方が多数いらっしゃいます。それもそうです。フランス
・ワインはほとんどありません。だって、フランス・ワインが絶対的
存在ではないですから。ワインはフランス産でなければダメですか?
ワイン伝統国の中で唯一、多数取り扱っているのはイタリアだけです。
当店の取り扱いワインは約500種類。その内200種類近くがイタリア
ワインですが、それはイタリアを構成する20州がそれぞれユニークな
ワインを産出し、(20州で20か国の様な多様性のあるワインと言える
くらい)そのヴァリエーションの豊かさがお客様の様々なリクエスト
に対応できるからです。
そして、当店の最大の特徴は、意外な国の驚きの品質のワインの販売
を最重要事項とし、その様なワインの心を打つ素晴らしさで飲み手を
ノック・アウトする事に喜びを感じる商いをしている所です。
中華人民共和国のワイン、バリ島のワイン、タイのワイン、インドの
ワイン、ロシアのワイン、ルーマニアのワインなどなど。珍しさだけ
で取り扱っているのではありません。品質最優先です。超が付く程の
コスト・パフォーマンス最重要視です。その結果、それらのワイン達
が当店の商品となった訳で、珍しさありきでは決してありません。
ですから当店に並んでいる、当店が取り扱っている意外な国、産地の
ワインは飲み手を必ず感動させます。必ず驚かせます。そしてワイン
はフランスでなければダメだなどと言うバカげた考えを一掃します。
今朝、タイ・ワイン協会のVTRを見つけました。バンコクから北方へ
150km程にあるいくつかのワイナリーのドキュメンタリーです。

https://youtu.be/eMhg5e8p1Iw

タイはワインと結びつかない、意外な国です。どうしてでしょうか?
亜熱帯や熱帯(モンスーン)に属する国だから?
暑いからワイン用のブドウ栽培に向かないのではない。ブドウ栽培期
が乾季、低湿度だから。豊かな陽光があり、昼夜の温度差があるから。
そして、良いブドウを、良いワインを造ろうと言う彼らの燃えたぎる
情熱が飲み手に感動を与えるタイ産ワインの誕生の秘密なのです。
VTRはタイ語ですので、その言語に精通していないと何を話している
のか判りません。しかし、このVTRを見れば何かを必ず感じる筈です。
当店はこれからも意外性のある産地から驚きを届けてくれるワインの
発見に注力して行きます。ご期待下さい。