2020年1月27日月曜日

本当にこんな値段で良いの?

トマトの酸味の効いたリッチな味わいの煮込み料理、ベリー果実
をふんだんに使ったチョコレートケーキに良くマリアージュする
ワインと言えば、そのひとつにポルトガル北東部が原産地で酒精
を強化した(醸造の途中でグレープ・スピリッツを加え、発酵を
止め、保存性を高めた)ワイン、Vinho do Porto (英語名でPort
Wine)/ヴィーニョ・ド・ポルト(ポート・ワイン)の1種である
Ruby Port/ルービー・ポルト(その名の通りルビー色をした赤の
ポート・ワイン)があります。
このルビー・ポートは出来上がるまでの手間と時間がとても必要
ですので非常にコストがかかり、日本市場での小売価格は殆どが
3,000円前後になっています。
それがルビー・ポート・ワインの常識でしたので、以前から今日
紹介するルービー・ポートの存在を知っていましたが、その値段
で品質が伴うのかと疑問視し、相手にしていませんでした。
しかし、新年を迎え、そのルビー・ポートが気になり出しました。
まるでラヴ・コールを受けているかの様に。そこで試しに仕入れ
テイスティングをし、色々な食べ物に合わせてみました。
その様な価格のルビー・ポートはこの日本市場では自分の非常識
でしたので、予想を覆すその品質は新年最初の驚き(ワインへの)
でした。
ルビー・ポート・ワインとしてはライトで、フレッシュさがあり、
甘味が控えめな所から食中酒として活躍できると言うのが最初の
感想です。この様な風味の時には、トマトの酸味の効いたリッチ
な味わいの煮込み料理、鰻の蒲焼に多めの山椒の相棒として十分
です。


そして、抜栓してから2日目、3日目と進むに従い、芳醇さが出て
来て甘味もやや増しますので、デザート・ワインとしての主張へ
と傾き、ベリー果実をふんだんに使ったチョコレートケーキとの
相性の良さを明確に感じさせる様になります。


それにしても本当に驚きです。信じ難い事です。この価格でこれ
程までの品質とは。当店はポート・ワインのスペシャリストです
ので常時、かなりの種類のポート・ワインを取り扱っていますが
今後は今日紹介しますこのルビー・ポートも確実に継続販売して
行きます。


そのルビー・ポート・ワインがこちら。Borges/ボルゲスと言う
造り手の商品です。この明るい色合いが酒質のライト・タッチさ
を物語っています。また、ワインの透明感、輝きは含有する酸味
の豊かさを物語っています。この外観は抜栓後、10分以内です。
これ以降、酸化作用で色合いが深まり、色調に黒みが出て来ます。
そうなるとデザート・ワインとしての芳醇さが全面に押し出され
チョコレートとの相性が良くなる訳です。一粒で2度...。と言う
キャラメルのキャッチ・フレーズがありましたが、このルビー・
ポート・ワインも1本で2度...。です。
*Borges Ruby Port/ボルゲス、ルビー・ポート
飲み頃温度:11~14度。(抜栓1日目)
      15~18度。(抜栓2日目以降)
1,700円