2019年11月17日日曜日

ヌーヴォーはボージョレだけではありません。

11月第3木曜日と言えばNouveau/ヌーヴォーの発売開始日(解禁日)。
ヌーヴォーと言えばBeaujolais/ボージョレ。ボージョレ・ヌーヴォー
の大部分は赤ワインですが、近年、ロゼもじわじわ人気を伸ばして来て
います。
ボージョレ・ヌーヴォーは原産地呼称、ボージョレ(ボージョレと言う
原産地でワイン法の規定に則り造られるワインの事)の新しいワインの
意味で、ワイン法で発売日が決められています。ボージョレは赤、ロゼ
だけでなく白ワインもありますが、ヌーヴォーとしては赤とロゼのみが
認められています。
つまり、ボージョレの白ワインはありますが、ボージョレ・ヌーヴォー
の白ワインはない訳です。参考までにボージョレの格上のワインである
Beaujolais Villages/ボージョレ・ヴィラージュには赤ワインしかなく、
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーも赤ワインしかありません。
ワインにおいてヌーヴォーとは新しいワインの事ですから、他のワイン
にもヌーヴォーはある訳で、ボージョレ・ヌーヴォーのロゼ同様、近年
人気を博しているヌーヴォーに白ワインの「Muscadet/ミュスカデ」が
あります。このワインはヌーヴォーも含め白ワインしかなく、特にパリ
では生カキに合う白ワインとして大人気です。


今年はボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ5種類に加え、ミュスカデ
・ヌーヴォーも久し振りに販売致します。ヌーヴォーは取り決めにより
解禁日からでしかテイスティングもできません。商品は到着しています
が、今はどんな味わいなのだろうかと想像をしながらボトルを見つめる
日々です。
気温が下がり、生で味わうにはベストのカキの旬がやって来ています。
今年はボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォだけでなく、ミュスカデ・
ヌーヴォーも購入し、白ワインと生カキのマリアージュも楽しんで頂き
たいと思います。



辛口白ワイン、ミュスカデの産地はフランス最長のロワール河の河口
に近い街、Nantes/ナントの主に南側に広がる緩やかな丘陵地です。
そして河口付近の海ではカキの養殖が盛んで、カキの大消費地、パリ
への主要な供給地です。地の食べ物には地のワイン。日本酒と同じく
ワインでもそれが当てはまります。