2019年7月26日金曜日

ワインとチーズ、その素晴らしいマリアージュ

ワインを飲みながら何かを食べる。そんな時、真っ先に思い
浮かぶ食べ物はチーズかもしれません。地球上の様々な国で
無数のチーズが作られていて、そのヴァリエーションは多様
です。チーズと一言では語り尽くせない様々なタイプがあり
味わいも千差万別です。当然、それぞれに合うワインも相違
し、ワインとチーズのマリアージュを考えるのであればどの
タイプのチーズにどんなタイプのワインが合うのか大まかに
知っておくと良いのではないでしょうか。


上の画像をご覧下さい。ヨーロッパ各地の代表的なチーズだけ
でもこれ程の種類があります。それでもこれらは一部でしょう。
チーズは風味の面から大きく分けると7つのタイプがあります。
・非熟成タイプ:乳を凝固させた後、熟成期間を取らず直ぐに
 消費されるチーズ。このタイプの代表は、クリームチーズ。
・白カビタイプ:表面が白っぽい色をし、中がクリーミーな
 チーズ。このタイプの代表は、カマンベール、ブリー。
・ウォッシュタイプ:表面を塩水やその土地ならではの酒で洗い
 流しつつ熟成させたチーズ。表面の香りはとても個性的で芳醇
 ですが、中身は比較的マイルドな味わい。このタイプの代表は
 ポン・レヴェック。
・シェーヴルタイプ:山羊の乳で作られる酸味の効いたチーズ。
 このタイプの代表は、サンモール、ヴァランセ。
・青かびタイプ:中身や表面に青黒い模様の見えるチーズ。他
 のタイプに比べ塩気が強めでピリッとした刺激のある味わい。
 このタイプの代表は、ゴルゴンゾーラ。
・セミハードタイプ:数か月の熟成で水分含有量が減り、やや
 硬くなったチース。このタイプの代表は、ゴーダ。
・ハードタイプ:より長い熟成で水分含有量が減り硬くなった
 チーズ。このタイプの代表は、パルミジャーノ、チェダー。
この様にチーズは多様です。チーズに合わせワインを楽しむの
でしたらどんなチーズを食すのか是非、お知らせ下さい。その
チーズに合わせワインをお勧め致します。
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ワインと料理、チーズのマリアージュがこちら!!

<白ワイン、含むスパークリングワイン白> 

*甘口
  相性の良い料理:素材の自然の甘味を生かした料理。フルーツを
  使用した菓子。
  チーズなら、クリームチーズ。(青カビタイプもOKのワインあり)
  飲み頃温度:7度。

*軽く、爽やかな辛口・やや辛口・やや甘口
  (このタイプのスパークリングワインのロゼあり)
  相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う
  淡白な味わいの料理。
  チーズなら、シェーヴルタイプ。
  飲み頃温度:7度。
*軽く、まろやかな辛口・やや辛口・やや甘口
  (このタイプのロゼ、スパークリングワインのロゼあり)
  相性の良い料理:素材の持つ優しい甘味を生かした軽やかな味わい
  の料理。
  チーズなら、モッツァレッラ。
  飲み頃温度:810度。

*コクのある辛口・やや辛口
  相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、バターやオリーヴオイル
  を使用した料理。
  チーズなら、ゴーダ。
  飲み頃温度:1114度。
*コクのある、ふくよかな辛口・やや辛口
  相性の良い料理:クリームを使用した料理。脂肪分を含んだ料理。
  チーズなら、カマンベール・ド・ノルマンディー。
  飲み頃温度:15度。

<赤ワイン・ロゼワイン
*ライトボディー(このタイプのスパークリングワインのロゼあり)
  相性の良い料理:酸味の効いた軽い味付けの料理。
  チーズなら、シェーヴルタイプ。フレッシュな白カビタイプ。
  飲み頃温度:1114度。
*ミディアムボディー(このタイプのスパークリングワインのロゼあり)
  相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
  チーズなら、パルミジャーノ。チェダー。
  飲み頃温度:1518度。
*フルボディー
  相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとしたコクのある料理。
  チーズなら、ブリー。(青カビタイプもOKのワインあり)
  飲み頃温度:19度。