2019年4月26日金曜日

今年初入荷です。from 小布施

一切の妥協をしない。生産量を激減させてまで品質の向上に
力を注ぐ小布施ワイナリーの曽我彰彦。彼が造り出すワイン
を通して色々な事を知り、学ぶ事ができます。
近年、その最たる事は「ワインは濃ければ良いと言う訳では
ない。」です。濃く、グラスの内側に跡が残るまで凝縮した
酒質のワインがもてはやされて来た最近。飲み手に和らぎを
もたらすナチュラルさに満ちたワインを造る事にまい進して
います。
ワインは濃ければ味わいが深いのでしょうか?決してそんな
事はありません。料理で考えてみれば簡単に答えを導き出せ
ます。調味料をたくさん使った(出汁も取らずに味噌を多く
使い作った味噌汁が良い例)料理はただ塩辛いだけで旨味を
感じません。味が濃いのと味が深いのは全く別物です。
見て下さい、この画像を。ロゼよりも濃く、赤よりも淡いと
言う程の意味を持つClairet/クレーレです。曽我さんは今、
このクレーレと言うカテゴリーに当てはまるワインで小布施
ワイナリーの思い、ブドウを育んだ自然を最大限表現できる
と考え、Pinot Noir/ピノ・ノワやSyrah/シラーでクレーレ
を造っています。



こちらがピノ・ノワで造ったクレーレです。この淡い色合い
から誰が予想するでしょうか?テイスティングして先ず驚く
事は香りがとても豊かな事です。そして更に驚かされる事は
味わいのバランス感に優れた永久に広がる様な深みがある事
です。
ブドウを良質に育み、そのブドウの声を真摯に聞き、それを
ナチュラルにワインに移行させ、そのワインに表現させる。
その結果が香味の豊かさ、深みとなっているのでしょう。
3種類のクレーレが届いています。外観からは予想不可能の
豊かさ、深みある香味を是非、堪能してみて下さい。ワイン
は濃ければ良いと言うものではない。そう明確に感じるはず
です。
*クレーレ3種類
*白ワイン1種類
*スパークリングワイン2種類
を明日27日(土)11時から販売開始致します。