2018年6月21日木曜日

Lambrusco Day/ランブルスコの日

赤のスパークリングワインを飲んだ事がありますか?赤ワイン
ですが、非発泡性の赤ワインほどポピュラーではないでしょう。
赤のスパークリングワインをよく目にする国はオーストラリア
そしてイタリアです。
今日はLambrusco Day/ランブルスコの日。ランブルスコは北
イタリア~中部イタリアにかけて栽培されている果皮が黒みを
帯びた深い紫色の黒ブドウです。
このランブルスコから出来るワインは通常、発泡(or微発泡)
していて、果皮の色素をワインに移さずに造った白や少しだけ
移し造ったロゼもありますが、大抵は赤ワインで、近年は辛口
が主流です。


画像にあります様にランブルスコで造った赤のスパークリング
ワインは紫色の果実や花をイメージできる華やかな香りがあり、
外観の色合いが薄めですとライトタッチでチャーミングな酒質
をしていて、外観の色合いが濃いめですとミディアムボディー
やフルボディーの非発泡性赤ワインそのものの深みを感じます。


こちらが最も軽やかなタイプのランブルスコの外観です。ロゼ
ワインにも通じる、正確にはClairet/クレレ(ロゼワインより
色合いが濃く、赤ワインよりも色合いが淡いと言う程の意味)
の様な外観です。
本日、紹介しますランブルスコの赤のスパークリングワインは
このタイプではなく、紫色の色調が鮮やかで、色合いは濃く、
フルボディーの非発泡性赤ワインにも通じるリッチな味わいに
なっています。



ハッキリとした果実味があり、紫色のフルーツのリキュールを
イメージさせる華やかさがあります。現地では生ハムと合わせ
楽しむランブルスコの赤のスパークリングワインですが、この
ハッキリとした果実味と華やかさが生ハムの塩味と密に融合し、
ちょうど生ハムとメロン、生ハムとイチジクの組み合わせの様
なマリアージュを奏でる訳です。


右のグラスのスパークリングワインの様な外観を持ったManicardi/
マニカルディのランブルスコを是非イタリア産Prosciutto Crudo/
プロシュット・クルード(生ハム)と一緒に楽しんで下さい。
*Manicardi 2016 Lambrusco Grasparossa di Castelvetro
 マニカルディ2016
    ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
        チーズなら、パルミジャーノ。
飲み頃温度:11~14度。
<まろやかなミディアムボディー>
2,000円