赤ワインは濃ければ良いのか?そんな質問に明確な答えを導き
出してくれる2種類の赤ワインが届きました。Merlot/メルロで
造り、身体に染み入る様なしなやかさと美しさを備えています。
近年まで続いたこれでもかと言う程に凝縮した香味で、光すら
通さないまでの濃く暗い色合いの赤ワインが世界のワイン市場
を席巻して来ましたが、それももう時代遅れ。
農作物の延長であるワインはナチュラルに。そんな当たり前の
そして最も大切な事に気づいたワイン業界の人が「赤ワインは
濃ければ良いのか?」「Noだ。」と声を上げたのです。
濃い事と味わいが深い事は全く異なります。味噌を過剰に使い
作ったスープは味が強いものの深み、バランスに欠け、味わい
の広がりがありません。味が淡くても出汁が効き、バランスが
良ければ深みを感じます。
ワインも同じなのです。酸味、渋味、甘味、苦味のバランスの
良さ、果実味、アルコール、木樽の成分とそれらの4つの要素
が相乗し合い、補完し合った結果、何ひとつとして突出しない
エレガントなハーモニーを奏でる。丸みと美しさがある酒質を
している。この様な赤ワインが良い赤ワインなのです。
ワインは畑で育つと言われます。ワインの原料であるブドウが
ワインの良し悪し、ワインの本質を決定づけるので、人間の技
が介入したとしても良質でないブドウから人の心を打つ良質の
ワインは出来上がらない。この事をその表現が意味している訳
です。
良質なブドウを育て、そのブドウの声を素直に聞き、余計な技
を駆使せずに、ブドウとナチュラルに向き合い、ワイン造りを
ナチュラルに行う。結果、農作物(地味を感じる)を意識する
ナチュラルなワインが誕生する。
そんなワインを私達に常に届けてくれる曽我彰彦さん@小布施
ワイナリーには身体をご自愛頂き、ナチュラルなワインを享受
するチャンスを創出し続けてほしい。常にそう思い、彼の傑作
を販売しています。
身体に染み入るナチュラルな赤ワイン、ここにあり。超限定数
の入荷です。お買い求めは速攻で。