甘味（旨味）を感じます。この甘味旨味の持ち味を削がずに
ワインと相乗させるのなら、どんなワインが良いでしょうか。
こんな時に活躍するのは可愛らしい甘味を感じるワインです。
軽く、酸味が強過ぎず、まろやかな口当たりのワインが最良
です。料理が白醤油で調理してあるのなら白ワインが良く、
薄口醤油で調理してあるのならロゼワインが良いでしょう。
寒い季節の定番鍋料理と言えばおでん。濃口醤油で調理した
関東風ではなく、画像の様に薄口醤油で淡く調理したおでん
ならほんのり甘味を感じるロゼワインがおでんの甘味旨味と
融合し、素晴らしいマリアージュを奏でます。
淡く上品な味わいのキスをゴマ油を使わずに軽やかに揚げた
天ぷらなら、やはり淡く上品に調理した天つゆを少し付けて
ほんのり甘味のあるロゼワインに合わせてみて下さい。両者
の甘味旨味がやはり至福のマリアージュを奏でてくれるはず
です。
そんなマリアージュを創り出してくれるロゼワインがこちら。
オーストラリアからやって来た軽やかで丸みのある口当たりの
ロゼ・スパークリングワイン、Emeri/エメリです。
上品な味わいの料理を邪魔しない控えめのアルコール（8%）、
柔らかいアタックの炭酸ガス、強過ぎない香りがマリアージュ
を一層完成させます。
桜色カラーは春を少々先取りし過ぎですが、外観も中身も上品
さに満ちています。甘味のあるワインが食中に活躍できないと
思っているのでしたら、その考えを撤回しなくてはならない時
を必ず迎えるでしょう。
ほんのり広がる甘味あるワインと出汁の旨味が上品に、優しく
広がる淡い料理とのマリアージュ。あなたにとって未知の世界
かもしれない領域へエメリで突入してみて下さい。無限の世界
をワインが創造します。
Emeri Pink Moscato/エメリ・ピンク・モスカート
飲み頃温度：7度。
＜軽く、爽やかな、わずかに甘口＞
2,000円
洋風で行くのならホタテ貝のカルパッチョが一押しです。ホタテ
は軽く火を入れて甘味旨味を増してあげ、風味豊かなエクストラ
・ヴァージン・オリーヴオイルと天然塩で仕上げてあげるとより
素晴らしいマリアージュを堪能できます。
