2016年12月27日火曜日

今年、最高の発見かも

店のユニークさを追求する為、今年は「脱・フランス重要視」を宣言
し、近年、台頭して来ている意外な国の驚きの品質のワインを探し
求めて来ました。そんな中で2016年最大の驚き、大発見と言えば
これしかありません。
それはGrover Zampa/グローヴァー・ザンパが造るワイン達です。
彼らのワインが素晴らしい事は情報としてキャッチしていましたが、
初めてテイスティングしたのは11月に開催された香港国際美酒展
/Hong Kong International Wine and Spirits Fairに於いてでした。
インドワインの凄さは世界のワイン市場で抜群の知名度を誇って
いるSula Vineyards/スラ・ヴィンヤーズのワインを通じ、既に認識
していましたが、更なるインパクトを与えてくれるワイナリーがまだ
あったとは。
グローヴァー・ザンパのワインに共通している事はバランスの良さ
と味わいの深みです。それが低価格のワインにさえ、明確に感じ
取れ、安っぽい要素は皆無です。
グローヴァー・ザンパはインド国内に2つの拠点があり。本拠地は
Bangalore/バンガロールの北60㎞にあるNandi Hills/ナンディ・
ヒルズ、もうひとつはインドで最も重要な産地でMunbai/ムンバイ
の北方にある高原Nashik/ナシクです。ナシクにはインドワインを
世界に知らしめたスラ・ヴィンヤードもあります。




上の画像中、赤い○がナンディ・ヒルズ、オレンジの☆がナシクです。
インドはモンスーン気候帯で暑いイメージがありますが、ナンディ・
ヒルズは海抜1,500mほどの高地に、ナシクは海抜600mほどの高地
にそれぞれありますので、私達がイメージするインドとはかなり様相
が異なります。



高地に於けるブドウ栽培のメリットは豊かな日照がある事、そして日夜
の気温差が大きい事で、それによりブドウは明確なフルーツ感を持ち、
豊富な酸度と高い糖度を備える事が出来るのです。
上の画像はナシクにあるグローヴァー・ザンパのブドウ畑です。陽射を
享受し易い様、傾斜地に拓かれています。最良のワインは優れた環境
にあるブドウ畑で誕生する。グローヴァー・ザンパのワインが素晴らしい
のはインドが、ナンディ・ヒルズが、ナシクが紛れもなくワイン造りに相応
しい地だからなのです。




現在、店で販売しているグローヴァー・ザンパのワインは3種類です。
全て375mlです。最近、ハーフボトルを生産する造り手が少なくなって
入る中、高品質のワインが入ったハーフボトル商品は非常に貴重で
商いに役立ちます。




*Grover 2014 Nandi Hills Sauvignon Blanc
 グローヴァー2014ナンディ・ヒルズ、ソーヴィニョン・ブラン
 相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う  
 淡白な味わいの料理。チーズなら、シェーヴル(山羊乳)タイプ。
 飲み頃温度:7度。
 <軽く、爽やかな辛口>
 1,000円(消費税別)
*Grover 2014 Nandi Hills Cabernet Shiraz
 グローヴァー2014ナンディ・ヒルズ、カベルネ・シラーズ
 相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
 チーズなら、パルミジャーノ。チェダー。
 飲み頃温度:15~18度。
 <まろやかなミディアムボディー>
 1,000円(消費税別)
*La Reserve 2012 Nandi Hills Cabernet Shiraz
 ラ・レゼルヴ2012ナンディ・ヒルズ、カベルネ・シラーズ
 相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとしたコクのある料理。
 チーズなら、ブリー。青かびタイプ。
 飲み頃温度:19度。
 <まろやかなミディアム~フルボディー>
 1,100円(消費税別)




上の画像がナンディ・ヒルズの最も高い山です。この様な高地の
冷涼さが果実味豊かなワインを誕生させるブドウを育みます。
2016年最高の発見、グローヴァー・ザンパのワイン達を是非、
味わって下さい。