2016年12月5日月曜日

新たなA.V.A.の誕生か?

A.V.A./アヴァ、これはアメリカ合衆国政府が認定するブドウ栽培地域
でAmerican Viticultural Area/アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリア
の略です。




アメリカ西海岸の新たなPinot Noir/ピノ・ノワの銘醸地として大注目の
A.V.A.Anderson Valley/アンダーソン・ヴァレー。この産地の北側の山
を超えた所にComptche/コンプチと言う街があり、この地の自然条件
がアンダーソン・ヴァレーと異なるユニークな特徴がある事から近い
将来、新たなA.V.A.として認定され、独自性を発揮するのではないか
と考えられています。




すれ違う車がほとんどない細く険しい山道をアンダーソン・ヴァレー
から北上し、コンプチの街の中心を西方に進むとこの地の銘醸畑
Oppenlander Vineyard/オペンランダー・ヴィンヤードへ続く側道の
入口が現れます。上の画像では奥方向がコンプチの街になります。




こちらがオペンランダー・ヴィンヤードです。小高い山に囲まれた
盆地のなだらかな傾斜地に畑が拓かれています。細い樹の畑も
あり、A.V.A.認定を見据えての畑拡張が進んでいます。




アンダーソン・ヴァレーにワイナリーを構える至高の造り手、Phillips
Hill Estate/フィリップス・ヒル・エステートが畑のポテンシャルに惚れ、
ブドウを譲り受け、造り始めたワインがこちらです。
今回で3連続の同ワイナリーのワインの紹介ですが、オペンランダー
のヴィンテージは2011年で前の2つとの正確な比較にはならないと
感じますが、アンダーソン・ヴァレーよりもエレガントでピュアな香味の
Valenti Vineyard/ヴァレンティ・ヴィンヤードのワインを更に軽やかで
チャーミングにした感じがオペンランダーと言えるでしょう。
同じ品種で造ったワインであっても、畑が異なれば香味も異なる。年
が異なれば、言わずもがなです。超限定品、新たなA.V.A.の予感の
コンプチの地で誕生した逸品を是非、味わってみて下さい。
*Phillips Hill Estate 11 Oppenlander Vineyard Pinot Noir
フィリップス・ヒル・エステート11オペンランダー・ヴィンヤード、ピノ・ノワ
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
チーズなら、パルミジャーノ。チェダー。
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
7,500円(消費税別)