2016年8月7日日曜日

修道院とワインⅠ


紀元前5,000年頃、オリエントあるいはコーカサスでワイン造りが始まった
とされています。近年の説では今のグルジア辺りがワイン用ブドウ栽培の
発祥地であり、ワイン造りも当地から各地に広がったと言われています。


現代に通じるワイン造りはメソポタミア→エジプト→フェニキア→ギリシャ
→ローマと脈々と引き継がれ、中世の修道院により飛躍的に向上し、今
のワインの原型が完成します。
現在、各地で素晴らしいワインが誕生しているのは中世に高度な学術を
身に付けた修道士の先見性と弛みない努力の結果であり、彼らが仮に
いなかったとしたら、現代のワインは全く別のものになっていたでしょう。
フランスのブルゴーニュ地方の銘醸畑は彼らが見つけ出しました。ドイツ
やオーストリアでは国内最高レヴェルとされるワインを今でも修道院が
造り出しています。
修道院がある所には銘醸畑があり、素晴らしいワインを造り出す造り手
がいます。かつて修道院とブドウ栽培、ワイン造りが切り離せない密接
な関係があった様に、現代でも修道院とワインは太い絆で結ばれている
のです。
次回から2回に渡り、ハンガリー最古の修道院に併設された最新設備と
緻密な科学データを駆使し、造り出されるハンガリー最高峰のワイン。
修道院のある風景の中、ブドウ栽培とワイン造りをするオーストリアの
女性醸造家。をアップします。