Sonoma/ソノマのワイナリーと著名なブドウ畑を巡って来ました。
アメリカでは自己所有のブドウ畑で収穫されたブドウでワインを
造りつつ、育てたブドウを他のワイナリーへ販売する造り手もあり
その様な造り手はWinery &Vineyard、単にVineyardと言う単語で
社名を表しています。
今回の訪問はWinery、Winery&Vineyard、Vineyardの全てを訪問
対象として、1日10～15軒を連日訪ねて来ました。1日でそんなに
多く？と思うでしょうが、ナパやソノマのワイナリーや畑は数マイル
の中に多数あり、エリアを限定すれば自転車でもそのくらいの数の
訪問は可能です。
既に日本へ輸出しているワイナリーを中心に巡り、店でワインを
販売する際に役立つ情報の収集に加え、知識拡大の為、日本で
入手できないワインを造っているワイナリーも巡りました。未輸出
のワイナリーの中にこれは良いなと思うワイナリーが9あり、今後
これらを輸入するインポーターが現れるのを待つ事になります。
今回の滞在もいつも通りにレンタカーを自ら運転し、ハードに巡ると
言うもの。SFO/サンフランシスコ・国際空港のレンタカー・センターで
車をピック・アップし、直ぐに自動車専用道路へ、380号線、280号線
を経由し101号線へ入り北上します。Golden Gate Bridge/金門橋を
渡ると、景色は一変し、緑鮮やかな丘が幾重にも広がる大自然へ。
やがてブドウ畑が少しずつ現れ、ワイン・カントリーに来た実感が。
1時間も走らない内に、上の画像の様な風景の真っただ中へと入り、
すれ違う車も少なくなります。2階建て以上の建物など滅多になく、
木に遮られなければ、遥か遠くまで見渡せます。
滞在記は少しずつアップして行きますので、お楽しみに。日本への
輸出をしていなく、日本で正規に入手できないワインを現地で滞在
している際に購入し、モーテルの部屋で毎晩1本ずつ味わいました。
白ワインで最も印象に残ったのはGroth /グロスが造るNapa Valley
Sauvignon Blanc 2014/ナパ・ヴァレー、ソーヴィニョン・ブランでした。
この造り手はCabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンで造る
赤ワインが非常に高い評価を得てますので、白ワインはどうなのか
とても気になっていました。
モーテル近くのスーパーで売っていましたので、躊躇する事なく購入
ワクワクしながら抜栓、味わってみますと、果実のピュアさが主体と
なり、そこに熟成に使った木樽の要素が上手に加わり、優美で上品。
それでいて香り、味わいのシッカリとした主張があり、バランスの良さ
は筆舌に尽くし難い。そんなレヴェルでした。
購入価格は＄22ですから、2,500円程でしょうか。日本に輸入された
なら諸経費が上乗せになりますので、小売価格5,000円と言った所
でしょう。この品質の白ワインが5,000円なら（5,000円は日本の市場
で超高級ワインですが）お買い得と思います。
この様なワインが他にもありましたので、これらを輸入する様、日本
のインポーターへ働きかけて行きたいと思っています。
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週末での帰国でした為、ワインの発注が出来ず、今週末の新着は
ありません。ですが、本日4日から通常通り11時～20時にて商いを
行います。是非、ご来店下さい。
