2016年1月28日木曜日

当店で販売する唯一の県内産品

始めに宣言致します。当店は「WINE HOUSE」と言う名のワインショップ
ですので、今後、日本酒の販売を致しません。但し、小布施ワイナリー
が密かに造る幻と形容できる絶品の日本酒だけは期間限定で極少量
のみ販売致します。


1997年の開業以来、多くのお客様にお楽しみ頂いている赤ワインが当店
唯一の県内産品となる上の画像の商品です。中之条町の塚田農園にて
ブレンド、瓶詰めされています。そのブレンド比率は未発表ですが、推測
しますとMerlot/メルロとMuscat Bailey A/マスカット・ベリー・エイの2品種
を使って造られていて、それぞれのワインの酒質により、ブレンド比率が
変わり、常に同じ様な酒質になる様、配慮されていると思われます。
今回入荷のロットは前回のロットより酸味の広がりを感じる酒質で、これ
もまた推測ですが、メルロよりマスカット・ベリー・エイの主張の方が強い
のではないでしょうか。
このAKAGI WINE Vin Rouge/アカギ・ワイン、ヴァン・ルージュは醤油や
赤味噌で調理した料理との相性が常に良く、肉じゃが、きんぴらごぼう、
ふろふき大根、味噌煮込みうどん等と一緒にお楽しみ頂けます。
ただ、もう少し正確にワインと料理のマリアージュを検証してみますと、
酸味の広がりをより感じるのなら、醤油で調理した料理よりも、赤味噌
で調理した料理の方がより良くマリアージュします。
実は群馬県は昔から味噌の食文化が浸透していて、ほとんど全ての
県民が味噌を使った料理、食べ物に慣れ親しんでいます。そんな事を
反映しているのでしょうか。アカギ・ワインが味噌料理に寄り添う酒質に
なっているのは。



群馬県民のソウル・フードと言えば「焼きまんじゅう」と「味噌こんにゃく」。
独特の風味の味噌タレが県民の♡をわしづかみにしています。アカギ・
ワイン、ヴァン・ルージュを味わうのなら、この様な味わいをイメージして
料理を造ると、その料理はワインと素晴らしいマリアージュを見せてくれ
至福のひと時に大満足するはずです。


開業以来19年間、ず~と販売し続けているアカギ・ワイン、ヴァン・ルージュ
(今回のロット分は)と赤味噌で調理した料理を是非、一緒に味わい尽くして
みて下さい。