サッカーを観に行くから、そこにあるワイン産地を訪れるのか。それとも
ワイン産地を訪ね様としたら、その近くで偶然、サッカーの試合があった
のでサッカー観戦をするのか。一体、どっちなんだ?とお客様から質問
されます。
その答えはどちっも!! 好きな事、興味がある事、刺激を与えてくれる事、
そんな事が同じ時、同じ場所で一度に出来てしまうのですから、これ程
都合の良い事はありません。
小布施ワイナリーからヴィンヤード・マップ(畑の所在地)を少し前に貰った
のですが、それを見る度にイメージが湧かない。何とかしなければ。と強く
思っていました。N1(1番畑)~N9(9番畑)。自分の足で歩き、高低や向き
周りの環境、土壌などをチェックし、そこから出来上がるワインとその自然
(ワイン業界で言う所の所謂、Terroir/テロワール)との整合性を持たせ様
と計画を立てていました。
そしてもう一つの計画はFIFA World Cup 2015 Canadaの前の最期の親善
試合を観て、Nadeshiko Japan(サッカー日本代表女子)のWCでの活躍を
占おう。その試合は南長野運動公園競技場でイタリアとの対戦です。
小布施と篠ノ井は少し離れてはいるものの、車で1時間程の距離。これは
2つの計画を一緒にこなす絶好の機会到来だ。こうして、よくあるパターン
のワイナリー訪問とサッカー観戦のセットが出来上がりました。
1~9の畑は地図がありますから、独力で行くとして、来月に発売のMerlot
/メルロから造られた赤ワインの畑はどこにあるのか情報がありませんので
ワイナリーの売店で聞く事に。先ずは午前中に1~9番畑へ行き、そこでの
用が済んだらワイナリーへ、所在情報を入手してからメルロの畑を自分の
五感でチェックし、後は篠ノ井へ行ってサッカー観戦。これでパーフェクト。
1~9番畑(こちらのレポートは後日、改めてアップします。)のチェックが済み、
ワイナリーへ。久し振りの訪問です。なんか綺麗になっていて、ワイン業界の
人以外の訪問を意識した雰囲気が漂っています。
今回はノー・アポで、畑の場所だけを聞くつもりだったのですが、ラッキーな事
に何と栽培醸造責任者の曽我彰彦さんがワイナリーにいて、畑の案内をして
くれる事になりました。本当にラッキーです。
畑見学の後、ワイナリーに戻り、ワインの色々な話をし、3時間近くもお付き
合いして頂きました。ワインを造る側、ワインを売る側、そして共に消費する
立場として、それぞれが知り得ない事、また共に知っている事などの情報を
共有できた貴重な時間でした。
ワイナリーを訪問すると必ず何か得る事があります。しかし、そのレヴェルや
量はワイナリーによってまちまちです。曽我さんと会うと得られる事は常に
MAXですから、偶然の再会は最高なものとなりました。
曽我さんと語り合ったオブセワイナリー内のテイスティング・ルームです。車
の運転がない方は売店で買える有料テイスティング・グラスワインをこちらで
優雅に楽しめます。
将来の小布施ワイナリーを支えるブドウの苗木達です。新植したばかりの
ブドウ樹はこんな感じなのです。ここで予め決めた期間、育てた後、品種の
特性に合わせ相応しい畑に移植します。右側に見える土のエリアには近々、
別の幼木を更に植えつそうです。
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当店現在庫の小布施ワインはこちら!!
*Sogga Nagano 2014 Chardonnay/ソッガ・ナガノ2014シャルドネ
相性の良い料理:素材の持つ優しい甘味を生かした軽やかな味わいの料理。
チーズなら・・・モッツァレッラ。
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
*Domaine Sogga 2013 Petit Manseng/ドメーヌ・ソッガ2013プティ・マンサン
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う淡白な
味わいの料理。
チーズなら・・・シェーヴル(山羊乳)タイプ。
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな辛口>
*Sogga Nagano 2012 Merlot & Cabernet Sauvignon
ソッガ・ナガノ2012メルロ&カベルネ・ソーヴィニョン
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
チーズなら・・・パルミジャーノ。チェダー。
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>