の香りがしたり、コーヒーやチョコレートの香りがしたりします。それはなぜ
原料ブドウが持つ香りに加え、発酵によって生じる香り、熟成によって生じる
香りがあり、更には複数の香りが組み合わせる事で生成される香りもあり、
その結果、花、ブドウ以外の果実、植物、動物、香辛料、コーヒーやチョコ、
他にも様々なものを思わせる香りが生まれます。
ヴァレンタインズ・デーの定番はチョコレート。チョコレートとワインがとても
良くマッチし、想像を遥かに超えるマリアージュを創造するのをご存知です
か?
このブログで2月14日に向けたワインを色々、紹介しました。貴腐ワイン白
がホワイトチョコに、それ以外のチョコがレッド・ポートワインにマリアージュ
します。
それらに加え、ある種の赤ワインがレッド・ポートワインの代役となります。
その赤ワインは、アメリカ産オークから作った木樽で熟成し、ココナッツ、
カカオ、ココアを思わせる香りを備え、口当たりに油分を感じる酒質をして
います。生産国では、アメリカ、オーストラリア、スペインにその種のワイン
を見つける事が出来ます。
同じ系統の香味を持つもの同士は調和し、違和感のある反発はしません。
チョコレートを思わせる香りをアメリカ産オーク樽から得た赤ワインにとって
同じ香りを持つ食べ物のチョコレートは相棒なのです。
但し、ここで一つ。レッド・ポートワインでしたら、ホワイトチョコレート以外の
チョコレートで、それがどんなに甘くてもOKなのですが、アメリカ産オーク樽
で造られた赤ワインの場合、甘味が強いチョコレートではなく、カカオの純度
が高く、甘味が少なく、苦味を少しばかり感じ、芳醇さが豊かな大人テイスト
のものがベストな選択です。
を駆使した王道の組み合わせです。
どんなチョコレートで彼のハートを狙い撃ちしますか?教えて下さい。それ
に最高に相応しいワインをお選び致します。2月14日はそれでパーフェクト
です。