縁あって再び思い出深い桐生市にてワイン講座を実施致します。
今回は旧知の人とのコラボレーションで実施するのですが、その
際に使用するワインを何にするか悩んだ結果、白赤各2種類の
内、1種類の赤をルーマニア産のワインにする事にしました。
なぜ悩んだかと言うと、コラボの相手がプロの料理人で、しかも
4種類のワインに合わせ、パーフェクトに近いマリアージュを創造
してくれる料理を特別に作ってもらう為、ワインは品種の特性が
明確で、典型的な酒質をしている必要があり、かつ、もう片方の
赤ワインと決定的な違いを感じ取れるワインでなければいけない
からです。
ルーマニアのワインはここ日本ではあまり馴染みがありませんが、
その歴史は6,000年前に遡り、更には18世紀にはヨーロッパ中で
その品質が絶賛され、また、19世紀にはワインの本場、フランス
特にパリではブームが巻き起こる程、人気を博しました。
それにも関わらず、馴染みがないのはなぜでしょうか?日本が
ヨーロッパではなく、東洋だから?それだけではないでしょう。
現在、ルーマニアワインの年間生産量は約520万ヘクトリットル
で世界中の生産国の中でも上位に位置します。しかし、他国と
決定的に異なるのは生産量の90%を国内で消費してしまう事。
輸出するワインがないのに等しい状況なのです。輸出しないの
ですから、ここ日本で馴染みがないのは当然です。
しかし、僅かに輸出されているワイン達に興味深々の当店は、
その中でも選りすぐりの逸品を店で販売しようと今年の夏から
準備を進めて来ました。全部で50種類程、テイスティングした
でしょうか。販売ワインの選定は先日完了し、12月から先ずは
11種類を取扱い、来年早々には20種類を超えるアイテムを取り
揃え、6,000年の歴史を皆様に感じて頂ける様になります。
それに先立ち、28日の講座で使うワインが本日届きました。それ
がこちらのワインです。長い歴史の中でフランスとの接点があった
為でしょうか。ラベルにはフランス語表示(Rouge/赤ワイン)もあり
ます。
この赤ワインの原料ブドウはフランスが原産で、今では世界中の
ワイン産地で主要な品種になっています。そのブドウから造られた
ワインの特徴は、深い緑色をした植物や野菜を思わせる、ハーブ
スパイスの様な香味があります。一方、フランス以外の国、例えば
アメリカ、チリ、オーストラリアなどでは緑色を感じる香味は少ない
かほとんどなく、カシスやそのリキュールを思わせる華やかな香り
が主体となります。
緑色の植物や野菜を赤ワインに感じるなんて嫌だ。そんな風に
思う方もいるかもしれませんが、すき焼きの春菊やネギ、餃子の
ニラ、チンジャオロウスのピーマン、ビーフシチューのローリエ等、
料理に緑色の香味を感じる時に、それに合わせ同系の香味ある
ワインを合わせると不思議と青臭さは出ずに、心地良さが引き
出されます。だから、世界中でこの品種から造られた赤ワインが
最も重要な地位を占めているのです。
ルーマニアワインの本格的な販売は12月からになりますが、28日
の為に仕入れた画像のワインは僅かですが、在庫に余裕があり
お買い求め頂けます。興味深々のお客様はお問い合わせ下さい。
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Kiva 2008 Viile Carasuli Cabernet Sauvignon
牙2008ヴィレ・カラスリ、カベルネ・ソーヴィニョン
相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとしたコクのある料理。
チーズなら・・・ブリー。青かびタイプ。
飲み頃温度:19度。
<まろやかなミディアム~フルボディー> 1,890円