2012年12月28日金曜日

年末ですからゴージャスにpart2


どうも世間には誤解がまん延している様です。魚料理には白ワイン、
肉料理には赤ワインと。実はこの法則はハッキリ言えば間違い。
料理とワインの相性は食材だけで決まるのではなく、食材とそれを
どの様に調理したかで決まるのです。
魚の中でも赤ワインに合わせ易いものはたくさんあります。赤ワインと
相性の良い魚は脂が十分にのっているもの赤身で鉄分や血合い
の風味があるものになります。
そして、赤ワインと相性の良い調味料は醤油味噌、ウスターや中濃
などのソースです。赤ワインに合わせ易い魚にこれらの調味料の味
を添えてあげれば、魚料理にでも赤ワイン、この法則の完成です。
具体的には今が旬の寒ぶり。脂ののった旨味十分の身、血合いと
鉄分を感じる野趣な風味は赤ワインに合う要素満載です。刺身にし、
山葵少なめで醤油で食せば、これだけで十分過ぎるほど赤ワインと
マリアージュします。あるいは、上の画像の様に照り焼きにしたぶり
も刺身以上に赤ワインとマリアージュします。
他にはうなぎの蒲焼、つめタレを付けた穴子のにぎり、マグロの漬、
マグロやカツオの角煮、サバの味噌煮などなど。挙げればきりが
ありません。
但し、赤ワインはフルーティーでない事が必要です。Merlot/メルロ、
Nebbiolo/ネッビオーロ、Pinot Noir/ピノ・ノワ、Sangiovese(Brunello)/
サンジョヴェーゼ(ブルネッロ)から造られた赤ワインには、赤身肉
の血合いや鉄分に通じる風味が備わっています。この風味が先程
挙げた魚にもあり、お互いが反発しないので、マリアージュするの
です。


もちろん肉料理にも合います。しかし、肉なら何でもOKと言う訳
ではありません。肉にも白身、赤身があり、魚同様、赤身には
赤ワインに通じる風味がありますが、白身にはありません。です
から赤ワインと一緒に合わせ楽しむのなら、白身を赤ワインに
合う様に調味料で味付けした料理よりも、赤身を調理した料理
の方が数倍マリアージュするのです。
肉の中でも赤ワインとの接点が非常に優れているものに鴨肉
があります。鴨肉の野趣な風味が動物赤身肉の風味を持った
赤ワインにはピッタリ同化します。
鴨肉をソテーして食しても良いですが、寒さ厳しいこの季節、
鴨肉ですき焼きをして赤ワインを楽しんでみては如何でしょう
か?鴨肉の旨味、割り下の旨味が相乗し、脂肪分の豊かな
タップリのコクが生まれます。このコクが赤ワインのタンニン
(渋味成分)と合わさる事で甘味感じる旨味が芳醇に口中を
満たします。これがワインと料理のマリアージュと言うもの
です。


今年も残す所、あと3日。いよいよ年の瀬です。1年間のご褒美
にリッチな赤ワインでゴージャスな食卓を演出してみませんか?
こちらが寒ぶりの照り焼き、鴨すき焼きにピッタリの1本です。
イタリア中部のトスカーナ州のモンタルチーノ村でブルネッロ
(サンジョヴェーゼ)を原料に造られた赤ワインです。皮革、
樹脂を思わせる香りから始まり、野生の動物肉(ジビエ)の
血合いを感じる香りがあり、タンニンが芳醇に広がる重厚な
味わいは真にワイルドそのもの。食材の野趣さともリンクし
両者はパーフェクトなマリアージュを奏でるでしょう。
年末ですからゴージャスに。是非、お楽しみ下さい。
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Casanova di Neri 2007 Brunello di Montalcino
カサノヴァ・ディ・ネリ2007ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとした、コクの
           ある料理。
           チーズなら・・・ブリー。青カビタイプ。
飲み頃温度:18~20度。
<まろやかなフルボディー>
7,875円