本日14日(土)と明日15日(日)は太田祭り。そこで、祭りと言えば夜店。
夜店の食べ物と言えば、恐らく、これら3品が代表的な食べ物なのでは
ないか。
そこで、夜店の食べ物にだって、ワインを合わせてしまおう。ワインの
多様性はご承知の通り。ならば、これら3品にだって、一緒に合わせ
楽しめるワインが当然ある訳。
皆様の地元でも必ずある夏祭り。今年は、夜店の王道、これら3品を
買って、家の食卓でワインとのマリアージュを楽しんでみませんか?
それでは、焼きそばから。ワインとの接点はソース。一般的に焼きそば
に使うソースは、フルーツとスパイスの香り豊かな中濃タイプのソース
が多い様。なので、その香りに合わせ、ワインを選びたい。
果実風味豊かな赤ワインがベストな選択。これを少し冷し目にして、
フルーティーさを更に引き立てつつ、楽しみましょう。
次に、お好み焼き。これも焼きそば同様、ソースがポイント。画像の様に
ソースだけなら、焼きそばと同じワインでOK。しかし、そこにマヨネーズ
もかけるのなら、選択肢は別にある。それはマヨネーズのクリーミーさ。
その風味に相応しいのは赤でなく、白ワイン。白ワインの中でも木樽で
熟成した、コクのあるタイプがベストな選択。お手頃に行くのなら、チリ
やオーストラリアなどのChardonnay/シャルドネがお勧め。
最後に、イカ焼き。これは普通、醤油たれで仕上げてある。この時の
ポイントは醤油の香ばしさと焼き目の香り。焼きそばやお好み焼きの
ソースと違い、醤油にはフルーティーさがない。なので、イカ焼きの
場合には果実風味がない、あっても控えめなタイプが良い。醤油とは
相性の良い熟成タイプの赤ワインが良いが、赤ワインに近い香味を
備えたロゼワインも一考の余地あり。
具体的にはTempranillo/テンプラニージョ、Sangiovase/サンジョヴェーゼ
Merlot/メルロから出来た少し古めの年の赤ワイン。外観にオレンジの
色調を感じるロゼワイン。これらなら、イカ焼きに違和感なく合わせ
楽しめるはず。
夜店の食べ物にはキリリと冷えたビールでしょ?そろそろ、その状況
から卒業しましょう。ワインの多様性がもたらす新しい境地。夜店の
食べ物とワインのマリアージュ。更にワイン・ライフが広がります。