2012年4月22日日曜日

究極のデイリーワイン


1,000円以下のデイリーワインを生みだす生産国は多々あるが、近年、
そのレヴェルの高さ、品種個性の明確さから南アフリカは注目度アップ
の生産国No1。
2010年のFIFAワールド・カップにタイ・アップし、南アフリカ・フェアが
日本各地で行われた為、その時に南アフリカワインを楽しんだ方も
多いはず。でも、日本らしいですよね。イヴェントが終わると企画もの
商品は瞬時に市場から消え去り、また別のタイ・アップ商品が市場に
溢れる。その繰り返し。
しかし、当店は違います。今でもシッカリと南アフリカワイン・コーナー
を設置し、厳選したワインをお客様に提供しています。画像のワイン
は驚きの品質、しかもその価格がまた驚き。真に究極のデイリーワイン
なのです。
南アフリカワインの産地はケイプがある南部沿岸エリアが多い中、
画像のワインはOlifants River/オリファンツ・リヴァー流域にあり、そこ
はケイプから北へ60㎞ほど行った所にある南アフリカ最北エリアの
ワイン産地。南半球なので普通は北へ行くほど温暖になる。だから、
熟度の高いブドウを比較的量産できるので、お手頃価格のワインが
誕生する訳。
この赤ワインはShiraz(Syrah)/シラーズ(シラー)と南アフリカ固有品種
のPinotage/ピノタージュの2品種から出来ていて、その香味は2品種の
個性を明確に表現している。シラーズからのブラックペッパーの香味、
ピノタージュからの動物赤身肉を思わせる香味だ。
なので、一緒に楽しむ料理にもそれらの香味を備えたものがベター。


そんな料理は何かとふと考えた時、瞬時に思い浮かんだのが画像。
ここ日本でもポピュラーな食べ物、グレイヴィーソースをかけたロースト
ビーフ。ソースのスパイシーさ、肉汁したたる赤身肉の香味がこの
ワインとピッタリ、マリアージュ。そのハーモニーの素晴らしさに食が
進みます。
驚きの品質と価格。究極のデイリーワインをお楽しみ下さい。
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Goiya 2010 Olifants River Shiraz Pinotage
ゴイヤ2010オリファンツ・リヴァー、シラーズ&ピノタージュ
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
           チーズなら・・・パルミジャノ。チェダー。
飲み頃温度:16~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
な、何と840円です。