トマトを使った料理を食べる時、一緒に楽しむワインは何が良い?料理の
質による。肉類が入らないトマトの冷製パスタの様な比較的サッパリな味
の料理なら、赤ワインは避けた方がベター。肉類が入り、旨味ガッツリの
料理なら、渋味のシッカリした赤ワインがベター。
前者の料理やトマトスープのロールキャベツ、ピッツァ・マルゲリータなど
を楽しむ時、もし、赤ワインを合わせるのならライトボディーが良いが、既
に書いた様に、赤ワインよりももっと良い選択肢がある。それはロゼワイン。
ロゼワインと言うと、それだけで拒絶反応をするワイン愛好家が多いが、
侮ってはいけない。
原料となったブドウによって、また、造り方によって、様々なタイプのロゼが
ある。その酒質が限りなく白ワインに近いもの、目を閉じて味わえば、赤と
間違う様な酒質のものと言った具合。前回、紹介したロゼワインは真に赤
を思わせる酒質。トマトを使った料理でも牛のひき肉やベーコンを使って
調理したものが良い。
今日、紹介するロゼワインは白ワインに通じる要素を備えた軽やかな酒質。
赤い小粒の果実を思わせる香りと酸味がチャーミングに広がり、フレッシュ
で、渋味はほとんどない。軽やかな味わいで酸味を基調とした料理とは
間違いなくマリアージュする。
白ワインと赤ワインの両者の要素をも持ち合わせるロゼワイン。様々なロゼ
を一同に集め、ロゼワイン尽くしのワイン・パーティーを楽しむもの一興です。
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Camino 2010 La Mancha Tempranillo Garnacha
カミーノ 2010 ラ・マンチャ、テンプラニージョ&ガルナッチャ
相性の良い料理:酸味の効いた軽い味付けの料理。
チーズなら・・・シェーヴル(山羊乳)タイプ。
熟成の進んでいないフレッシュな白カビタイプ。
飲み頃温度:6~8度。
<軽く、爽やかな辛口>
945円
オーガニック(有機栽培)ブドウから造られたワインです。