2012年1月2日月曜日

2012年初案内


日本のワインのリーダー的存在のオブセワイナリー。栽培醸造責任者
の曽我彰彦さんが丹精込めて育て上げたブドウから珠玉のワイン達を
造り出しています。
このワイナリーと出会ったのは、彰彦さんがキャリア形成の為に行って
いたフランスから帰国したばかりの頃。今では当たり前の事の様になった
が、当時は恐らくクレイジーと思われる事を既に当たり前の様にやって
いた。
彰彦さんが造り出すワイン達の進化は止まらない。自然が相手なので
思い描く様には事が運ばないのだが、傍から見ていると様々な困難を
上手に克服する術を心技体で持ち合わせているかの様に思えるし、
実際、自然に対処し、毎年、その年の環境を見事に反映したワイン達
を生み出している。
そのオブセワイナリーから彰彦さんの大作、自然農法(ビオロジーク)
にて栽培したPinot Noir/ピノ・ノワから造られた赤ワインが届いた。この
農法でブドウを育て上げる事自体、非常に困難。加えてピノ・ノワと言う
品種は気難しく、栽培適地が極めて限定的。この日本がピノ・ノワの
適地とは考えられていない程。にも関わらず、ピノ・ノワのワインの本場、
Bourgogne/ブルゴーニュを彷彿させる赤ワインを造り上げた。
その赤ワインは既に昨年、入荷して来ていたが、ワインの疲れをとる為、
休ませていたので、テイスティングが年末になってしまった。自然農法
からのピノ・ノワで造ったワインは日本初。それだけがセールスポイント
じゃない所が素晴らしい。日本のワインにも関わらず、自然農法のピノ・
ノワにも関わらず、テイスティングした限りではそのポテンシャルの大きさ
に驚きを隠せなかった。
ピノ・ノワの赤ワインの飲み頃はブドウの育ち方同様、気難しい。最高の
輝きを放つ時、真に瞬間、に出会えるか、出会えないか。そんな付き合い
方をしなくてはならない。飲むのが早過ぎると、ツンツンしていて近寄り
難い。遅すぎると、何も語ってくれず、ひたすら無視されているかの様。
オブセワイナリーのそのピノ・ノワの赤ワインは、楽しむにはまだ早い。
これから3年、5年、いや、もしかすると10年近くは育って行くのではない
か?そう思っている。もし、ワインセラーをお持ちなら、このワインを是非
ストックの一員に加えてほしい。間違いなく偉大な赤ワインに育ちます。
超希少品、2010年産オブセワイナリーのピノ・ノワをあなたの宝物にして
みませんか?
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Domaine Sogga 2010 Le Vin Biologique Pnit Noir
ドメーヌ・ソッガ2010ル・ヴァン・ビオロジーク、ピノ・ノワ
今、飲むのなら
相性の良い料理:酸味の効いた軽い味付けの料理。
           チーズなら・・・熟成の進んでいない白カビタイプ。
                    シェーヴル(山羊)タイプ。
飲み頃温度:16~18度。
トマトソースの料理と一緒にお楽しみ下さい。
ワインセラーをお持ちの方は、セラーに大切に保管し3年後からお楽しみ
下さい。
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ワインの価格は取り決めでネットで公表出来ません。このワインに興味
のあるお客様は当店まで直接、お問い合わせ下さい。