2011年12月25日日曜日

今夜はこれだ!!


ドイツワインと言うと、近年まで甘口の白ワインのイメージが強かった
日本のワイン市場。温暖化の影響もあるが、品種改良や栽培技術の
向上などにより、赤ワインを造る黒ブドウがシッカリ育つようになり、
良質の赤ワインが多数誕生し、この日本にも様々な赤ワインが届く
様になった。しばらく、ワインから遠ざかっていた人にとって、ドイツ
ワインの世界はまるで浦島太郎の様かもしれない。
ドイツの赤ワインを造る代表的な品種はPinot Noir/ピノ・ノワ、ドイツ
ではSpatburgunder/シュペートブルグンダーと呼ぶ。ピノ・ノワの本場
はフランスのブルゴーニュ地方だが、そこから生まれる赤ワインと
比べると、シュペートブルグンダーの赤ワインは果実味がより熟した
ベリーフルーツのニュアンス、酸味は穏やかで、チャーミングな酒質
をしている事が多い。酸味が基調となる力強いワインが苦手な方は
シュペートブルグンダーの赤ワインが心地良く楽しめるはず。
そんなドイツ赤ワインは肉料理でも牛や鴨など血合いを感じる肉より
も鶏肉を醤油ベースで調理した料理に合わせたい。今日はXmas。
タレ味のローストチキンやローストターキーにはピッタリ。聖なる今夜
にタイムリーな赤ワインで楽しい一夜をお過ごしください。
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Markgraf von Baden 2009 Ortenau Spatburgunder Trocken
マルクグラーフ・フォン・バーデン2009オルテナウ、シュペートブルグンダー・トロッケン
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
           チーズなら・・・パルミジャーノ。チェダー。
飲み頃温度:16~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
2,625円



これならピッタリ!!