2026年1月12日月曜日

時の流れを感じてみませんか。

時間の経過は物事を高みに押し上げます。果実や穀物が十分
に熟す事、心や身体が十分に成長する事、それを成熟と言い
ます。成熟し、十分な頃合いに達する事、それを熟成と言い
ます。
発酵と言う過程を経て生まれたワインは次に長い時間、静置
され、香りや味わいに緩やかな変化が起きる熟成と言う過程
を経て品質の向上が図られます。
どんなワインでも必ず熟成と言う過程を経ます。しかしその
過程は長ければ良いと言う訳ではありません。ワインひとつ
ひとつに相応しい熟成期間があります。
適切な熟成をしたワインは香り、味わいが洗練され、所謂、
飲み頃と言う状態を迎えます。その状態を迎えるタイミング
がワインによってまちまちなのです。
かつてワインは飲み頃を迎えてから市場に流通する事が多く
ありました。ラテン民族の国々、特にスペインではワインの
エッジ(グラスに注いだ際のワインの表面の縁の部分)に茶
の色調を感じて初めてワイナリーから旅立ち、消費者の口に
入ると言った具合に。





時代は変わりました。色が透けない程の濃い色合い。エッジ
には紫の色調(赤ワインの場合)。濃厚さ故の熟成感とは無縁
のまろやかさ。これが現代の主流の赤ワインのスタイルです。
長い熟成を必要としない飲み頃の到来です。
それでも尚、程良く熟成させ、香味を洗練させ、飲み頃の時
を待ち、その到来を知らせるかの様に市場に登場するワイン、
それを今でも行う造り手があります。
今日は古の良き習慣、古き良き時代を思い起こさせてくれる
スペインの20歳以上の赤ワインを4種類紹介します。成熟し、
熟成を遂げ、洗練され、品格を備えたワイン達です。是非、
味わってみて下さい。もし、許されるのでしたら、飲み比べ
をしてみて下さい。

*Ermita de San Lorenzo 2000
飲み頃温度:19度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>
お勧めの相棒:柔らかお肉の黒酢入り酢豚@ヤオコー。
全体に茶系の色調を感じます。熟成の極みの外観です。これ
以上、キープして置くワインではありません。年内の消費が
ベストでしょう。
味わいにはアーシーさがあり、とても複雑です。洗練された
なめらかな口当たり、温かみを感じるふくらみが印象的です。
抜栓後、2日目までに確実に消費して下さい。
5,***円






*Ermita de San Lorenzo 2002
飲み頃温度:19度。
<まろやかなフルボディー>
お勧めの相棒:マッシュルームのピザ@ヴァンダラスト。|
ワインの縁に茶色の色調を感じます。果実味を十分に感じ、
良好な環境があるなら、更なるキープが可能です。5年程は
OKでしょう。
ハッキリとした果実味ときのこソテーを思わせる熟成感が
共存しています。絹の様なしなやかさと豊かなミネラリー
さが共存しています。若さを残す香味は抜栓後数日の耐性
があります。
4,***円

*Ermita de San Lorenzo 2003
飲み頃温度:19度。
<まろやかなフルボディー>
お勧めの相棒:きのこ汁。
2000ほどではないですが、全体に茶系の色調を感じます。
一方で、2000以上にアーシーさがあり、とても複雑です。
長期熟成によるアルコールの揮発的な要素が出始めている
為、速攻で消費する事をお勧めします。
きのこや根野菜のフレーヴァーに満ちています。果実味が
失われつつありますので口当たりはドライですが、妖艶な
リキュールの様に立ち昇る香りがあります。
熟成で香味がピークに達しています。抜栓した日に確実に
飲み切って下さい。
3,***円





*Ermita de San Lorenzo 2004
飲み頃温度:19度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>
お勧めの相棒:鰹のたたき。
縁に茶色の色調を感じます。2002に類似した外観ですが、
果実味の穏やかさ、控えめさがワインの熟度をうかがわせ
ます。更なるキープが可能ですが、するとしても数年以内
にした方が良いでしょう。
ローストした赤身肉、コーヒーやチョコレートの焼菓子の
香ばしさがあります。シルクの様な口当たりにジビエの
血合いぽさ、鉄分ぽさが備わり、豊潤な深みを感じます。
果実味の残存は酸化に耐性がありますが、抜栓後2日以内
に飲み切るのがベターでしょう。
3,***円





WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日と15日
支払方法:現金 or PayPay
    
*釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
     10,000円札での支払いはご遠慮下さい。

入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
       
*店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
        先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって4年目になりました
。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。健康で長く商いが
できる様、ご協力下さい。