2024年8月8日木曜日

小布施ワイナリーの隠れた銘醸ワイン

環境は刻々と変化しています。今までと同じ環境を求める
のなら、別の地に行くしかない。しかし、オリジナルの地
を離れないのなら、環境の変化に適応するしかない。今、
世界の多くのワイン生産者がその対応に迫られています。
日本の造り手も例外ではありません。
かつて栽培できたブドウが良く育たなくなった。育てる事
が困難だったブドウが育てられる様になった。ブドウだけ
でなく、米やリンゴにも言えます。
小布施ワイナリーでは将来を見据え、今後の環境に適応し、
良質なブドウを育む品種(ブドウ樹)を探し出す為、様々
な挑戦をしています。
その一つにフランス南西部が故郷のプティ・マンサン/Petit
Mansengの栽培、ワイン造りがあります。降水の日が多い、
土壌が肥沃で保水性が高い。日本の農地は高い湿度の環境
の元にあり、病害虫の発生が深刻です。果皮が厚く、外敵
に抵抗力があり、比較的高温の地でも緩やかに生育する。
そして十分過ぎる糖度を備えた実を収穫できる。この様な
プティ・マンサンですから、環境の変化(温暖化)対策の
切り札と言えます。
事実、小布施ワイナリーの畑でのプティ・マンサンは予想
を裏切らない生育をし、辛口に仕立てたいにも関わらず、
ブドウの成熟度の高さ故、発酵の残糖分ある甘口仕立てに
なってしまう程です。プティ・マンサンがワイナリーの畑
にどれ程の適合があるのかが窺い知れます。
通常、ブドウの成熟度が高まると、果汁の糖度は高まり、
酸度は低くなります。発酵と言う化学反応で糖度の高さは
豊かなアルコール分になりますが、酸味の低さがその厚み
を支えきれず構成の貧弱なワインになってしまいます。
しかし、プティ・マンサンは長く、緩やかな生育をする為、
糖度の上昇が酸度の急激な低下を招きません。発酵し切れ
ない程の高い糖度で、その残糖により甘味を感じるワイン
になったとしても、酸のメリハリが甘味を包み込み、全体
の味わいにシャープさを添えます。甘口のワインであって
も、比較的広い範囲で食中に活躍できます。
小布施ワイナリーの隠れた銘醸ワインとして紹介し、皆様
に是非、味わって欲しいのがプティ・マンサンの白ワイン
なのです。






香りの優美さ、華やかさ、妖艶さ。味わいの豊潤さ、優雅
さ、高貴さ。白ワインの3大構成要素の酸味、甘味、苦味
の品格のあるハーモニーが飲み手の心を打ちます。
香りが割れない様、十分に冷えた状態で楽しむのがベター
です。抜栓後2日目から内在していた真価が発揮されます。
ワインだけでその素晴らしさを堪能できますが、ワインに
感じるトロピカルなニュアンスに合わせ、南国フルーツを
使用した料理や食べ物と一緒に味わい尽くせます。





*Domaine Sogga 2023 Petit Manseng 750㎖
 ドメーヌ・ソッガ2023プティ・マンサン

飲み頃温度:11~14度。
<洗練された香味ある、やや甘口>
U五千円
グラスに注ぐ度、ワインが十分に冷えているのが良です。
氷水で冷やした状態ではワインが冷た過ぎます。ワインを
グラスに注いだら、ボトルを冷蔵庫に戻す。その繰り返し
がベターです。
このワインの超お勧めの相棒は「ドミノのトロピカル」
火の入ったパインの華やかな香り、凝縮した甘みを支える
酸味がワインのフレーヴァーと密にリンクします。ピザの
生地の違いでワインにそれぞれ合わせてみましたが、最良
の相棒の生地は「ハンドトス」です。パンピザやウルトラ
クリスピークラストは生地の縁のこんがりした風味が強く、
やや苦味があり、ワインのフレーヴァーを壊します。他の
生地は全く、対象外ですので絶対に今日、紹介のワインに
合わせないで下さい。

プティ・マンサンのバック・ヴィンテージ(2020、2021、
2022)375㎖の在庫もあります。





WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒

昨年の元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
1年半経ちました。時間の経過は早いものです。色々な治療
をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺の為、右目
が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入で感染症を
患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。