ローマと言う名のワインがあるのをご存じですか？観光名所
イタリアの首都のローマも原産地内の呼称のワインです。白
もロゼも赤も、そして白のスプマンテ/Spumante（発泡性の
ワイン）もありますが、今日はロゼ・ワインを紹介します。
首都と言っても、東京とは異なり、中心から20キロメートル
離れれば、自然豊かな風景が広がります。世界中の多くの国
がそんな感じですので、東京は極めて例外です。
ローマと言うワインはラツィオ州にあるローマ県全域が対象
の原産地呼称ワインで、州都であるローマ市、県都でもある
ローマ市を指しているのではなく、ローマ市は原産地の中の
一つのエリアです。
そうは言っても、ローマを味わいながら、ローマに関連した
映画、番組を楽しめば、ローマに行った気分になる事、必至
でしょう。ハンデミック以降、航空運賃もホテル代も、更に
最近の円安で何もかもが高くなってしまい、安易に海外へと
出て行けなくなった現状、日本にいながらその気になるのは
良い解決策です。是非、ローマを飲みながら思い思いの方法
でローマ気分を満喫してみて下さい。
ポッジョ・ル・ヴォルピ2021ローマ・ロゼ
飲み頃温度：11～14度。
＜赤ワインを思わせる味わいの深さがあるやや辛口＞
3,***円
ロゼには白ワインを思わせるタイプも、赤ワインを思わせる
タイプもあり、今日、紹介のロゼは目を閉じて味わったなら
赤ワインと思ってしまう程の味わい深さがあります。
それは含有されている渋味成分（タンニン）の存在感、赤身
の肉を思わせるフレーヴァーを感じる複雑さ、鉄分ぽさある
野趣な味わいがこのロゼをそう思わせるのです。
この様な香味のワインですから、相棒となる料理や食べ物は
同じフレーヴァーを持っていると調和し易くなります。渋味
成分に調和させる為、食材に脂肪分がある事。複雑さ、野趣
な味わいに調和させる為、食材に血合いのヒント、ワイルド
さがある事。それらがマストになります。
そこで閃くこのワインにベストの相棒があります。ドイツの
国家資格、マイスターを保有の佐藤さんが営むフローエス・
ゲグルンツェ＠太田市八幡町で買える牛肉のハム、リンダー
シンケンです。
ハムと言えば豚肉ですが、牛肉のハムは豚肉のそれと大きく
異なり血合いっぽさ、鉄分ぽさを明確に感じ、フレーヴァー
の深みが断然違います。
赤ワインでもマリアージュさせられそうですが、ソースなし
のハムですから、肉本来の味わいを引き立てるには赤ワイン
では少々強すぎるでしょう。ここは赤ワインを思わせるロゼ
で肉の風味を引き立てるのがベターな選択です。
気温が上昇して来た今、このタイプのロゼは冷蔵庫で十分に
冷し、飲む前に冷蔵庫から取り出し、瓶に付いた水滴が垂れ
始めた頃が飲み頃温度です。
ローマ（ロゼ）とリンダーシンケンが織り成すパーフェクト
なマリアージュを是非、堪能して下さい。ローマの休日でも
観ながら。
開店時間：14時～19時
定休日：毎月7日、15日
支払方法：現金 or PayPay
入店時のルール：マスクの正しい着用、手の消毒
昨年の元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
１年経ちました。時間の経過は早いものです。色々な治療を
しましたが、もう治らないそうです。この麻痺の為、右目が
閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入により感染症
を患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。
