2024年3月29日金曜日

実はこれでワインを楽しむのがGOODなんです。

タレに漬けた鶏肉を焼き、それをご飯に乗せた弁当。色々な
呼び名がありますが、群馬県人のソウル・フードと言っても
過言ではない登利平の弁当。食べた事のない群馬県人は皆無
なのでは。
その登利平に比べ、より複雑な味わい深さを求める人に人気
を博しているのがとり弁鶏。雉肉を思わせる野趣な味わいの
鶏肉が秘伝のタレと炭火焼きによって豊潤に調理され、ご飯
に乗っています。とり弁鶏では商品名、とり重弁当です。
この味わい深い鶏肉に感じるのは既に言及した様に雉肉かと
思えるまでの鉄分ぽさと血合いのニュアンス。ジビエの様相
を呈しているとも言えるでしょう。
そんな味わいはワインにも野趣なニュアンスをコールします。
勿論、赤ワインになりますが、Sangiovese/サンジョヴェーゼ
Nebbiolo/ネッビオーロ、Tempranillo/テンプラニージョなど
で造ったワインが相棒となります。




今日はテンプラニージョで造ったワインをとり弁鶏のとり重
弁当の相棒として紹介します。テンプラニージョからできる
赤ワインの大まかな特徴は、鮪や牛肉などの赤身肉、鴨や雉
などのジビエ肉を思わせるフレーヴァーがあり、ブラウン・
ソースを思わせる華やかさと複雑さがワイン・メイキングに
使った木樽に由来する香ばしい焦臭的なヒントと共存、熟度
ある落ち着いた味わいとなって飲み手に訴えて来ます。
その様な酒質ですから、雉肉を思わせる鶏肉の深み、炭火で
焼いた鶏肉の香ばしさ、秘伝のタレの熟成感がワインの持つ
要素と同系であり、両者は緊密に融合するのです。とり弁鶏
のとり重弁当とテンプラニージョの赤ワインが奏でる完璧な
マリアージュを堪能して下さい。

*Riva Rey 2018 / リヴァ・レイ
飲み頃温度:19度。
<複雑で味わい深いミディアム~フルボディー>
1,***円





実はとり弁鶏で紹介したいペアリングがあり、これがかなり
いかしているのです。それは「キャベツの千切りサラダ」で、
瑞々しく、上品な甘味旨味を十分に湛えたナチュラルな味は
とても品質の良いキャベツを厳選し、使っているのだなと常
に感心させられます。このサラダをワインと一緒に楽しむの
です。
私見ですが、刻み葱の刻み方、葱の味わいが良くない麺の店
は良店と思えなく、同様に千切りキャベツのい切り方が下手
であったり、キャベツの味わいが良くない飲食店(豚カツ店
など)も良店と言えないと考えています。その点、とり弁鶏
はエクセレントなキャベツの千切りサラダがあり、超優良店
です。だから、毎週お世話になっています。
とり弁鶏のこの「キャベツの千切りサラダ」は立派な一品、
料理ですのでワインに合わせ楽しむ価値、大いにありです。
エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルを十分にかけ、
ドレッシングではなく天然塩で食す。その時の相棒のワイン
は白。若葉や若草など緑色のイメージが備わった白ワインが
ベストです。
とり重弁当と赤ワインのマリアージュを楽しむ前にキャベツ
の千切りサラダと白ワインのマリアージュを楽しむ。こちら
の方がメインと言っても良いくらいです。
キャベツの本来の真の味わい、滅多に出会う事のない美味さ。
ベスト・パートナーの白ワインと共に是非、味わい尽くして
みて下さい。因みにいつも利用しているとり弁鶏は太田店で、
他店舗のキャベツの千切りサラダに関しては保証できません。
とり弁鶏のキャベツの千切りサラダ&天然塩&エクストラ・
ヴァージン・オリーヴ・オイルの相棒の白ワインはこちら!!
*Sacred Hill 23 Semillon Sauvignon Blanc
 セイクリッド・ヒル23セミヨン・ソーヴィニョン・ブラン

飲み頃温度:7度。
<春の高原を思わせる様なフレッシュな味わいのやや辛口>
1,***円




WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒

昨年の元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
1年経ちました。時間の経過は早いものです。色々な治療を
しましたが、もう治らないそうです。この麻痺の為、右目が
閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入により感染症
を患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。