2017年12月29日金曜日

作品第1番でゴージャスな年末年始を

財布の紐をきつく締める傾向が強いここ数年ですが、年末年始
にお金を使わないでいつ使うの?年末年始くらいはゴージャス
に行ってみませんか?
作品第1番の名を冠したアメリカ合衆国カリフォルニア州ナパ・
ヴァレーで最も有名な赤ワイン、Opus One/オーパス・ワン
(米語ではオウパスが正しい発音ですが)ならゴージャスさを
間違いなくもたらしてくれるはずです。
このワインはCabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョン
を主体に複数のブドウを使い、醸造熟成に新樽を用いて造られ、
香りも味わいも高級感に溢れています。ヴィンテージの異なる
複数のオーパス・ワンを何度もテイスティングしていますが、
その香味には常に品格が備わっています。
オーパス・ワンがどの様な所で造られているのか興味が湧いて
来ましたか?オーパス・ワンも含め雑味、不純さのない美しい
ワインは必ず汚れのない綺麗な環境で造られています。


ご存知の方も多いと思いますが、当店のポリシーは飲んだ事
のないワインを販売しないでしたが、それに加え、訪問した
事のない、会った事のない造り手のワインを販売しないです
ので、例外を創らない為、昨年の春にオーパス・ワンを訪問
して来ました。
地形、地勢、位置関係を把握する為、ワイナリーを訪問する
時はレンタカーを自分で運転し、行くのが基本です。自分で
運転する事でより鮮明にイメージが脳裏に焼き付きます。
上の画像はオーパス・ワンのワイナリーの正面入口を通過し
ワイナリーの建物へと続く道を進んでいる時のものです。車
を停止し、撮っていますので心配なく。


ワイナリーのメインの入口が上の画像です。中に入らずに左
へ行くと売店があり、オーパス・ワンもセカンド・ワインの
Overture/オーヴァーチュアー(作品第1番の序曲を意味)
も一人6本まで購入出来ました。


こちらは醸造施設の一部です。上からブドウがベルトに乗り
降りて来ます。それを選果し、破砕し、果皮と果汁を浸漬し
発酵させる過程がこのエリアで行われます。


こちらは発酵の終了したワインを木樽で熟成、洗練させる
貯蔵庫です。無数の新樽が整然と並んでいる様は圧巻です。
このエリアも塵ひとつなく、綺麗です。ワインに悪戯する
雑菌をはびこらせない為に清潔を保つのがマスト、現代の
ワイン造りに於ける常識です。


ワイナリー内を一通り見学した後は貯蔵庫を見渡せるこの
落ち着いた雰囲気の部屋でリリース後の最新ヴィンテージ
のオーパス・ワンをテイスティングします。ゴージャスな
ワインがこのゴージャスな雰囲気の空間で更にスーパー・
ゴージャスな味わいへと飛躍しました。


テイスティング・ルームを退出すると室内のライトが照度
を増します。明るいより照度の低い方がゴージャスですね。



オーパス・ワンを6本買うか、オーヴァーチュアーを6本
買うか悩みましたが、オーヴァーチュアーは原則、ここ
でしか買えない事になっていますので、ご覧頂ける様に
木箱入り6本のオーヴァーチュアーを購入しました。
帰国後、オーヴァーチュアーをテイスティングしました
が販売価格に対するゴージャスさはオーパス・ワンより
こちらの方が上ではと感じています。


当店のポリシーを満たしましたので、ワイナリー訪問
以降、オーパス・ワンを数種類販売しています。現在
のストックは750mlが2007、2010、2012、375ml
が2012ヴィンテージです。
年末年始をゴージャスに行くのなら、オーパス・ワン
しかないでしょう。是非、味わってみて下さい。