2016年11月3日木曜日

9日(水)~15日(火)は連休致します。

今、アジアで最も熱いワイン消費地は香港の様です。香港ではこの春、
VINEXPO Hong Kong/ヴィネクスポ香港が3日間に渡り開かれました。
今月、開催されるVINEXPO Tokyo/ヴィネクスポ東京が2日間だけの
開催ですから、重視度の違いが判ります。
その香港でヴィネクスポに匹敵するトレードショーが3日間に渡り開催
されます。同一年内に同規模のイヴェントが複数開催される事を考え
ても、世界のワインビジネスが香港重視である事に間違いありません。




ヴィネクスポに匹敵するHong Kong International Wine and Spirits
Fair/香港国際ワイン&スピリッツ・フェアーはヴィネクスポと同じ施設
が会場となります。




出展社のリストを見る限りでは中国のワイナリーの出展はこちらの方
が圧倒的に多く、中国のワインをチェックする事が主眼であるのなら
こちらのイヴェントがベストです。ただ、強いて言えば、ヴィネクスポの
セミナー開催の方がより充実していると感じます。
この春に参加したヴィネクスポでは複数のセミナーに参加し、中国の
ワインマーケットや中国産ワインの未知の情報を本が1冊書ける程、
入手できました。
3日間に渡り参加するHKIWSFでは中国のワイナリーの出展が多数
ありますので、出展各社のワインを残さず全てテイスティングし、本が
あと1冊書ける位にしたいともくろんでいます。
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日本でも国際化が進んでいます。普段の生活でも外国人に接する事
が誰にでもあるでしょう。そんな時、英語くらいは話せたらなぁと思う
かもしれません。
1999年12月に行われたソムリエコンクールで優勝し、翌春、初めての
ワイン産地訪問をする機会を得ました。当時、英語すら話せなかった
私だけの為に、女性ソムリエのトップに君臨していた永井さんが通訳
として同行してくれました。
その時、彼女から言われた事をシッカリと肝に銘じ、それを実践して
来ました。それは「これからもワイン業界で働き続け、世界と接して
行くつもりなら、語学は必須だよ。語学が出来なければ世界を相手
に何も出来ないよ。だから、必死に勉強してね。」と。
帰国してから、1日も欠かさず、語学習得に向き合って来ました。流暢
である必要なんか全くありません。通訳が職業ではないのですから。
自分の言葉で伝え、自分の力で相手の意図を理解する。これが大切
なのです。
自分で会話できると見えて来る世界が違います。こうして年に数回の
海外遠征をしますが、本当に色々な事を吸収できる様になりました。
世界が見たいのなら、本気で語学習得に取り組んでみては如何です
か。語学学校になど通う必要は全くありません。勉強する手段は無数
に私達の周りに存在しています。
取得したい語で歌う好きな歌手のCDを聞き続ける。TVで放映の洋画
を第2音声で見る。NHKの語学講座も習得の効果抜群です。AM810
で聞ける横田基地のラジオ放送は車に乗っている時間が長い人には
超お勧めな勉強手段です。
永井さんのアドヴァイスを厳守し、それら4つの方法で毎日欠かさず、
今でも語学力向上に励んでいます。
現在、会話出来るのは英語、フランス語、スペイン語です。ロシア語
とイタリア語は現地で必要最小限の会話ならOKです。イタリア語は
スペイン語とのリンクがありますので、1年もあれば問題なく会話OK
のレヴェルになるでしょう。語学学習は複数同時が効果抜群です。
やる気があればいつでもどこでも勉強できる環境があるのですから、
是非、始めてみて下さい。
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香港で再び世界を感じ、世界を見て来ます。その為、11月9日(水)~
15日(火)は休業させて頂きます。HKIWSFに参加、更に現地でワイン
業界人とのミーティングを通じ、今回はどんな事を得る事ができるの
でしょうか。
久し振りのやや長期連休でご不便をおかけ致しますが、何卒、宜しく
お願い申し上げます。